
いきなりのアップ画像なので、マメ科ということしか分かりません (´v_v`)
でも、マメ科の蝶形花ということは分かります。

ふつうに離れてみると、こんな風でした。
これは トウコマツナギといって、マメ科のコマツナギ属の樹木です。

「トウコマツナギは中国原産の落葉低木。在来種のコマツナギが草本に間違えられる低木であるのに比べ大きく、樹高は2~4m程になる。」(岡山理科大・植物雑学辞典「トウコマツナギ」)

道路の法面整備で持ち込まれた木のようです。
「コマツナギに似ていることから、導入されて緑化に利用された。」(同上)

「導入当時は在来種による緑化として使われたはずであるが、その後別種であることがわかって急速に緑化事業に使われることが少なくなった。利用された時期は、2000年頃ではなかったかと思う。緑化に利用されたものが野生化しているとの報告がある。」(同上)

別の記事
「新たに道路整備した土手など緑化目的に導入されたのが、このトウコマツナギとされている。在来のコマツナギより明らかに大きく、高さ2mを超えるものも見られる。大きくなる以外はコマツナギとはほとんど変わらない。日本の在来種をコマツナギIndigofera pseudotinctoria 、中国のものをトウコマツナギIndigofera bungeana と分ける見解があるが、同一種とする見解もある。」(三河植物観察「トウコマツナギ」)