アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

うす紫のチャイニーズハット

2021-08-24 18:00:00 | みんなの花図鑑
ホルムショルディア・テッテンシス

こちらは きょう出合ったチャイニーズハットです。
チャイニーズハットの本名は ホルムショルディア(Holmskioldia)で、こちらは ホルムショルディア・テッテンシス〔H. tettensis )になります。




ピンクの部分が萼で、花冠はブルーの部分です。




花冠とおしべが早くも脱落しようとしています。




ホルムショルディア・テッテンシスは熱帯アフリカ原産で、主な開花期は夏です。(ヤサシイエンゲイ)




雄しべ4本、雌しべ1本のようです。






ホルムショルディア・サンギネア

ホルムショルディアには 赤色の種類もあります。
前のテッテンシスの花期が 夏だったのに対し、こちらは秋から冬が開花期です。




こちらは インド・ヒマラヤ原産で、お皿のような形をした赤色(オレンジ色)の萼の格好から チャイニーズハットの俗名がうまれたようです。






タケニグサ - 雑草と言われてますが (´v_v`)

2021-08-24 12:08:12 | みんなの花図鑑

タケニグサは「ケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる雑草である。」
(wiki 「タケニグサ」)
って、私は この草を施設以外では見たことがありませんが・・・




初めて見たのは 愛知県緑化センターのロックガーデンでした。
今日の画像は 安城デンパークのタケニグサ(と思われる)草本です。




下のほうに特徴的な葉が伸びています。
「葉は互生し、長さ10~30㎝、キクの葉のように浅く羽状に裂け、裂片の先が丸い。」(三河植物観察「タケニグサ 竹似草」)




蕾は2個の白色の萼片に包まれ、萼片は散萼(早落性)であり、花が開くとすぐに落ちる。(同上)





花弁は無い。雄しべは多数、葯は白色、線形。花糸も白色。花柱は短く、柱頭は2裂。(同上)