アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

9年目の蕎麦

2021-10-02 18:10:13 | みんなの花図鑑

村の同志で育ててる秋ソバです。種まきからちょうど一か月です。




ソバは水が嫌いで、8月末種まきを予定してましたが、長雨で、実際の種まきは9月2日でした。
その前後も雨で、心配してましたが、どうやら芽を出しここまで育ってくれました。




品種は 信濃1号です。




休耕地を借りて作ってますが、同じ畑で育てると、1年目が一番収穫量が良いのです。
ソバのアレロパシー作用が、自分自身に効いて、自家中毒みたいになるのでは、と考えてます。




収穫したら、石臼で挽いてソバ打ちして食べます。





アキノノゲシ - サンサンと

2021-10-02 09:31:00 | みんなの花図鑑

副題の「サンサンと」は 漢字で書くと「燦燦と」になるようですが、この漢字は私には読めませんので、だじゃれで 「sun sun と」としました。
なぜか、カメラの調子が悪くて、光が入りすぎた写真が連発。
まぁ、たまにはこれもありかと。




キク科には大別して キク亜科とタンポポ亜科とがあり、アキノノゲシはタンポポ亜科です。
キク亜科の花は 周囲の花弁の部分(一枚一枚が舌状花という独立した花です)と中心の筒状花の集団から構成されていますが、
タンポポ亜科の特徴は 全部一枚だけ花弁が巨大化した舌状花からできていることです。





ツンツン立っているのは 舌状花の雄しべ筒です。
雄しべは合着して1本の筒になっていて(集葯雄しべ)そのなかを未成熟な雌しべの花柱が花粉を付着させながら筒の外に出ています。(雄性期)

舌状花の構造 (桑名総合医療センター > 理事長の部屋 > 11月 秋の野芥子(アキノノゲシ)より借用)




花弁の一枚一枚が 中央のシベの柱とつながっているということですね。




ただ、おしべ筒から出ている花粉の部分が 「おしべの葯」なのか「雌しべ棒」なのか、まだはっきりしません。
宿題としておきます。