アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コミカンソウ - 愛知県緑化センター

2021-10-28 18:13:40 | みんなの花図鑑

久しぶりに 愛知県緑化センターを訪れ、びっくりしました!
コミカンソウが至る所にミカンをつけているではありませんか!




いえね、ロックガーデンの花壇にたくさん生えてるのは知ってたんですけど。。。
駐車場にも、本館横の散策路にも、道路にも生えてるんです。
このコミカンソウは ヤブサンザシの畑で撮りました。




コミカンソウは 以前はトウダイグサ科に分類されていました。
現在は 独立してコミカンソウ科とされています。




「小枝の基部から中央部には雌花、先端部には雄花が着く。」(wiki「コミカンソウ」)





「果実は直径3ミリ程のやや偏平な球形の蒴果で、多数の種子を含み、赤く熟し表面には横方向の凹凸が多い。そのため、見かけは小さなミカンを想わせ、和名の由来にもなっている。」(同上)




「道端や畑に多く見られる。日本では関東地方以西の各地、また韓国、華南、東南・南アジアに分布し、さらに世界の熱帯・亜熱帯に広く帰化している。」(同上)




「日本にも史前帰化植物として入った可能性がある。」(同上)



メガルカヤ - イネ科

2021-10-28 09:59:19 | みんなの花図鑑

カルカヤは「刈る茅」で、昔は茅葺屋根のために刈り取る草をすべて「カルカヤ」と呼んだようですが、狭い意味でカルカヤと言った場合には、このメガルカヤのことだったようです。
(いっしょに写ってるのは イネ科スズメガヤ属のカゼクサ




「葉の基部と葉鞘に長い毛がある。」(芝地の雑草の見分け方と防除「(21) メリケンカルカヤ」)




「1つの小穂に見えるが、中には6個の小穂があり、その内真ん中の1つだけに、長く赤っぽいがあり、結実する。」(同上)

芒(のぎ) 稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。分類上重要。(デジタル大辞泉)



「小穂は長さ約1㎝で芒は太く軟毛がある。」(同上)





学名は Themeda triandra Forsk var. japonica Makino
長いので 単に Themeda japonica とも。

Themeda f<ar Ar植物名 thaemed由来。イネ科




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メガルカヤは在来種です。
1940年ごろ、愛知県で確認されその後すさまじい勢いで各地に広がっていったメリケンカルカヤに駆逐される恐れがあります。




茎に節が見えます。イネ科の特徴の一つ、中空茎。そういえば、タケもイネ科でした。