アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アロニア - 食べられるの?

2021-10-12 17:54:30 | みんなの花図鑑

スマホの Google Lensアプリで検索すると、最初「コトネアスター pannosus」という名を候補に挙げてきました。




でも、葉っぱが違います。もっと柔らかい感じ。どちらかと言えば、ウメモドキに近い感じ。




別の画像で検索したら 「アロニア属」を候補に挙げてきました。
そうです、この赤い果実、バラ科のアロニアの実でした。




アロニアは 別名セイヨウカマツカ。
アロニアの果実には このように赤い実のなる種類と 黒い実のなる種類があります。




赤い実のアロニアを アロニア・アルブティフォリ と言います。
黒い実のほうは アロニア・メラノカルパといいます。




残念なことに、赤い実のアロニア・アルブティフォリアは観賞用で食べられないそうです。
黒い実のアロニア・メラノカルパのほうは チョコベリーとか言われ、食べられるということでした。

(以前検索したときはそうでしたが。。。)

でも最近再検索して 分からなくなりました。こんな記事があったからです:

「健康食品としてアロニアが紹介されるときは黒い実が注目されますが、アロニアの中には実が赤いものも黒いものもあります。

どちらも渋いので、そのまま食べるには不向きです。
健康食品の材料、果実酒、ジャム、ジュース、保存食などの加工原料として使われます。」(リンク切れの記事より)

ナツヅタ(ツタ)‐ ブドウ科

2021-10-12 08:01:50 | みんなの花図鑑

倉庫の壁を這うブドウ科ツタ属の ナツヅタです。
単に ツタ といったら、このナツヅタのことを指すようです。




ツタと呼ばれるツルには 大きく分けて2種類あり、フユヅタ と ナツヅタ です。
ナツヅタはブドウ科で、紅葉して落葉します。
フユヅタは アイビー と呼ばれ、ブドウ科ではなくウコギ科のツルです。キヅタと呼ばれ、常緑です。




ツタ属(Parthenocissus)にはこのナツヅタのほかに、アメリカヅタ、ヘンリーヅタ、中国大葉ヅタ などが観賞用に流通していますが、ほとんど葉で区別できることが多いです。




学名は、Parthenocissus tricuspidata















葉の形状から「モミジヅタ」という別名もあります。覚えやすいですね。