
今朝のお題は ニシキギ科の黒い種子でしたので、今度は マメ科の黒い豆。
でも、その前に タンキリマメの花のおさらいです。

9月25日、コンデジで撮影したものです。
タンキリマメの葉は葉は3小葉からなり、小葉は葉先のほうが幅広い。
よく似た蔓のマメに トキリマメというのがあり、花はそっくりですが、小葉は基部のほうが太くて区別できると言います。
ただし、トキリマメは当地には少なく、出会うのはほとんどが タンキリマメのほうです。

マメ科の蝶型の花です。

全体は 小さくて あまり目立ちませんが、一番大きくこちらを向いているのが旗弁です。
虫に蜜のありかを知らせるフラッグの役割をしています。

中央の細いのが舟弁(この中に シベが入っています)。
その両側が 翼弁。

10月8日に撮ったものです。莢が色づいてきました。

10月15日に撮ったものです。

種子は一つのさやの中に通常 2つづつ入っています。
種子は割れた莢の互いに異なる稜から へその緒みたいなものを出してつながっています。