カメラメーカーから返事が来た。
「お知らせいただいたエラーメッセージにつきましては、OS側より発出されているメッセージとなり、マイクロソフト社のアプリケーションに係る問題と考えられます。
誠に恐縮ではございますが、今回のエラーの発生原因並び改善方法につきましては、マイクロソフト社へご確認頂きます様お願い申し上げます。」
OSは WinXP SP3 だと添え書きしてあって、マイクロソフトではもうそんな古いOSを相手にしてくれないのを、プログラムの仕事をしている人なら知らないはずはない。
つまり、わたしゃ知らない、勝手におしよということである。誠に恐縮とは書いてあってもそんな気配はまったく感じられない。
まともな返事をよこさないメーカーを相手にしても仕方がないから次の手段、「教えてgoo」に質問を出す。
こちらは返事がすぐ来る。何人もの方からこうではないかと言ってきてくださる。
ズバッと当たる答えがあればありがたいが、たとえそうでなくてもヒントは得られる。
それを頼りに順に探っていく。こんなのがあったぞと、知らせてくださる方も現れる。
しばらく沈黙が続く、ものごとをしっかり進めたければ黙ってやればよい。有言実行なんてのは中学校のクラブ活動レベルの言い草だから。
1.ddraw.dll をいったんなくしてしまって入れ替える方法はないのか。
2.なくすといっても、復活できなければバンザイだから、元に戻せる「なくし方」でなければならない。
3.ファイル名を変えればないのと同じになるだろう。それならあたまに文字を追加しよう。 $ が手ごろで見つけやすい。
4.動かなければもう一度CDからインストール。
5.動いた、目を覚ましてくれた。
6.画面がなんとなく古臭い。ddraw.dll の日付を $ddraw.dll と比べてみる。
7.古くなっている。そうだ、いつだったかメーカーのお誘いでアップデイトした記憶がかすかにある。
8.メーカーのアップデイトを探り出して実行する。新しくなった。
これなら最初からアップデイトすればよかったのではないのか。
メーカーのサポートに質問したとき、このサイトからアップデイトできるからお試しあれとなぜ返事をよこさないのか。
不思議に思ったが、不思議でもなんでもない、サポートも時間仕事、回答件数/質問件数が業績の管理値なのだ。
直接答えなくてもすむ理屈が見つかればどんどん跳ね返す。レスポンスはスピードがいのち。
きょうもバカな質問が多かったがさっさと片付けてやった、さあ、ビールが旨いぞ。