昨日書いた教えてgoo の回答の中に、「カメラメーカーのソフトでなくても画像を編集できるソフトがあるのに」というのがあった。
デジカメを手に入れた最初のときから、マニュアルにしたがって画像を保存し、編集はカメラメーカーのソフトでずっとやってきた。
ちょっと手の込んだ編集には、もう少し使いやすい別のものを使っていたのだが。
「カメラメーカーのソフトでなくても」ということに気付かずにずっと続けてきた。
なぜかと自分に訊いてみても、習慣としか言いようがない。
カメラメーカーが画像ソフトをつけて売るのは何のためか。
銀塩カメラの場合は、フィルムが抱き合わせで売られることはなかった。いや待て、「写るんです」というのがあったか。
抱き合わせには主従がある。「写るんです」は、カメラにフィルムが抱き合わせではなく、レンズがフィルムに抱き合わせになっている。
使えばなくなってしまうものに形の残るものを抱き合わせにすれば、資源の無駄遣いは当然増える。エコがはやれば反エコも突っ張って生き残ろうとする。
人間の性格で始末の悪いほうに属する嫉妬は、モチベーションの源だから、エコも反エコもいきなり一方だけに整理してしまえない。
画像ソフトの抱き合わせ販売は、便利と思わせる何かがあって成り立っている。
あるいは製造販売戦略上の別の理由があるのか、内実はわからない。
いままでやったこともなかったが、デジカメから取り込んだ長いファイル名のナマのファイルを、フォトフィルターで開いてみる。これはできて当たり前。
かと言ってカメラメーカーのソフトをすぐに追い出すとたたりが怖いから、しばらく動けないようにして様子を見ることにする。
c:\Programfiles にあるフォルダーに $ の烙印を押す。「ほかのプログラムが動かなくなるおそれがあるぞ」と脅しメッセージが出てくるが、知らん顔をしておく。
しばらく置いて何もなかったらアンインストールしよう。意地悪サポートのお相手はもうたくさんだ。
そうそう、アンインストールのときは $ を消さないと「そんなのないよ」とまたやられて悔しい思いをするだろう。
$ を消す、$ を絶つ。そう、これにもカネがかかっているんだと思うのがむだの因なのだ。