Internet Explorer で見たいサイトを開く。
画面の幅がディスプレイの半分しか出ない。これはきっと、前に「左右に並べて表示」を使った名残だ。それにしてもしぶといなあ。
窓の縁を引っ張っていっぱいの大きさにひろげる。
この次に開いたときは大きくひろがって見えるだろう。
次の日に同じサイトを開く。また半分の大きさだ。
Internet Explorer の[表示]にも、[ツール][インターネットオプション]にも、この設定を直してくれそうなメニューはない。
さて、どうするか。
この状態は、「左右に並べて表示」から始まったのだから、ねらい目はその近所にありそうだ。
窓を二つ並べて見た後に窓の幅が半分になってしまった。
それなら窓を一つだけ開いておいて、「並べてくれ」と言ったらパソコンはどう動くだろうか。
窓が一つでも並べと言われたら、その一つだけで精一杯ひろがるしか応答のしようがなかろう。
一つを一杯にひろげるなら、上下も左右もないだろう。上下でやってみよう。
タスクバーで右クリック →「上下に並べて表示」、おお、ひろがった。
閉じる → 開く、直った。
パソコンは、忘れて欲しいことを覚えていて、覚えていてほしいことには知らん顔、人間とどこか似ている。それはそうだ、人間が作ったものだから。