MS Office 2007 以降のバージョンには、リボンと呼ぶ幅の広い帯が画面の上のほうに出しゃばってきて、作業領域が狭くなった。
リボンは、「作業に必要なコマンドをすばやく見つけることができるように設計されています」というふれ込みなのだが、私らのようなかたい頭にはなかなかなじみにくい。
オフィス用品の置き場が増えて事務所が狭くなったような感じがしてくる。
文字を書くのは1行ずつだから、2~3行もあれば実用上はよいのだが、了見の狭さが作業画面の縮小を受け入れにくいのである。
リボンを左右どちらかに寄せて縦長にしたら、作業画面が少しでも広く感じるのではないかという話があって、識者に伺ったら、リボンが邪魔なら使わないときには隠しておけばよいのだと教えていただいた。
方法は至極簡単、 [Ctrl]+[F1] で派手なリボンはスッとなくなる。使うときはまた同じキーを押せばよい。
これなら 2010 にも付き合ってみようかという気持ちになってきた。
コマンドのありかは慣れだけのことだから、何度か使っていれば、そのうちなんとかなぁるだろぉ~~う。