さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

どツボにはまる

2012年04月04日 15時52分14秒 | Web log
ベンジャミンのバースデーパーティが終わった後、ある人に
「 子供のバースデーケーキをつくりたいから手伝って 」と言われた。

手伝うほどの経験があるわけでもなく、でも、意外とベンジャミンのケーキが
上手くいったので(デザインをシンプルにしたので)、私に手伝ってもらえば
なんとかなると、彼女は考えたのだろうか。

で、わたしも身の程知らずで、しかもお人よしだから

「いいよ」と言ってしまった。

でも、実際 ケーキというのは 作ってみないと 結果がどうなるか
わからないものなんでありまして。

経験が物を言う作業だったりするのである。

「 簡単そうじゃん! 」と思っても、意外なところに落とし穴があったり
するのです。

ベンジャミンのケーキが思いのほか上手く仕上がったのは
①ラッキーだった
②慎重&シンプルを心がけた
からだと思う。

で、わたしはだんだん心配になってきた。

彼女に聞いたら「てんとう虫」のケーキをつくりたいという。

ますます心配になってきた。

で、ネットで調べたりしたのだけれど、バタークリームよりも
シュガーペーストのほうが、見栄えよくできそうな感じ。

でも、シュガーペーストなんて使ったことないし。

あれこれ、あれこれ考えたら、ますます心配になって
(自分のことなら、失敗したら他の案に切り替えるとかできるけど
人のこととなると、余計に責任を感じてしまうわたし)

で、今日、本当は授業だったのに、それもキャンセルして、彼女につきっきりで
手伝うことにした。

彼女に試しにシュガーペーストを使うことを提案してみたが、余計なことはしたくない
というのでバタークリームを使うことに決定。

で、基本のバタークリームを作るまでは良かった。
で、全体的に量が足りないかなぁと思って、あとで増量しようとしたときに、使うバターを
彼女がレンジで通常よりもやわらかくしてしまった。

不安・・・

それから、赤のカラリングを混ぜたのだけれど、発色が上手くいかず、途中大量に増やした。
そして、結構な時間 バタークリームをミキサーにかけたので、バタークリームが分離した
ようになった。

これ、ぜったいやばい。

で、彼女、ケーキのデコレーションとして文字を書きたいと言い出した。

これまた、難問。

思うよりも、実際は、難しいのに。

やると言ってきかないから、やるしかない。

出来があまりにもファンキーになったので、私、吹き出しそうになりました。

笑いがこらえられなくなりました。本当にこれで行くのか??

で、基本的にバタークリームは二度塗りしないと、表面がきれいに仕上がりません。

で、下地のクリームを塗った後、仕上げのクリームを塗る前に最初のクリームを固めるために
時間を置かないとだめなので、一度塗りをしたあと、お迎えの時間が近づいたので、退散したのだが。

出来上がりは、どうなるんだろう。わたしゃ、心配だ。

それにしても、今回学んだこと。

① 自分に自信がない場合は、気安く『手伝う』なんていわないに限る。

② 相手が自分のやりたいようにやりたいタイプの人の場合は、手伝うといっても
相手のペースに引き込まれてしまうので、自分である程度の線引きが必要だ。

③ 自分である程度の線引きができない場合は、手伝うというよりは、自分でやったほうが納得率が高まる。
特にわたしのような完璧主義者は 手伝って相手のペースに飲まれたとき、結果がうまくいかないと
人のこととは言え、落ち込んでしまうので 100%やってあげたほうが、納得できる。
(自分のためのケーキであろうが、なかろうが 私は大体の場合において、結果が上手くいかないと
気がすまない性格なので・・・)

あぁ、自分の性格が恨めしい。

手伝ってと言った友人は 「 ケーキのデコレーションなんて退屈な作業、もう二度としないわ 」
と言っていた。

彼女は どうも 職人肌 ではないらしい。

ケーキ作りが思いつきで簡単にできるなら、ケーキ職人なんてこの世に必要なくなっちゃうよ、ねぇ?

署名

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