さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

原爆のことを知らない子供たち

2017年08月06日 19時57分32秒 | Web log
授業で日本にある世界遺産のことを取り上げた。

そして負の遺産についてちょっと説明した。

原爆ドーム。行ったことないけど、日本は唯一の被爆国なので原爆について後世につたえる義務があるとわたしは思っている。

でも、生徒はあまりよく原爆のことを知らなかった.....そんなものなのかな??

戦争が終わった(原爆が投下された)のは1945年だから 既に72年の歳月が経過している。子供たちにとっての祖父母が生まれた頃の出来事。そう思うと時の流れを実感する。
今の子供たちは平成生まれだし、昭和を知らない世代。原爆が投下されたということも実際の話、実感に欠けるのかもしれない。

わたしが少し原爆のことを話したら「えぇ......」とびっくりしていた。

もっと深く知ったら、どんなことを思い感じるのだろう。

授業で様々な社会問題とかを取り上げても「別に私に関係ない」「なんとも思わない」という子供たちもいたりして、びっくりさせられることもあるのだけれど、感受性も人それぞれだし。

なんとかこういった問題を自分のものとして引き寄せてもらえるように、感じてもらえるように伝えるのもわたしの仕事かなと思う。

さて、わたしは活動家でもなんでもないですが、原爆投下についてアメリカがまだ謝罪していないということについては、ちょっと疑問があります。

間違っていたと認めない=正しかった ってことになりますから、謝罪してもらいたい。でも謝罪イコール保障問題に発展していく可能性もありますので、相手も簡単に否は認めないと考えられますが、正しかったとしてほしくない。

昨年5月にオバマ前大統領が犠牲者追悼のために広島に訪れ、その後安倍総理がハワイを訪れ、双方が哀悼の意を公に表しました。これは歴史的に大きな意味があると思いますが、結局正式な謝罪はしなかった。

あの悲劇を正当化してもらいたくない。そう思います。

署名

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