半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『地下鉄に乗って』を観ました。

2008-12-28 18:32:20 | えいがかんしょうの部屋
 いつもの地下鉄を降りて、駅の階段を上ると、そこはオリンピックに沸く昭和39年の東京だった-。真次(堤 真一)に突如訪れた、現実とも夢とも信じがたいタイムスリップ。真次は恋人みち子()とともに過去に遡り、若き日の父と出会う。時空を超えるたびを続けるうちに明らかになる父の真実の姿、そして真次とみち子の間に秘められたあまりにも切ない運命・・・(公式サイトより)

 タイトルだけみると、紀行ものの映画? あれ、地下鉄だから、風景見れないじゃん 
・・・などと一人ボケ突っ込みしながら見始めました。
主人公は、家系や過去に色々あったみたいで、それが地下鉄で色々な時代にタイムスリップして、過去の現実や、自分が知らなかった様々なことを知っていきます
タイムスリップの仕方そのものは、至って突っ込み所満載・・・地下鉄に乗って無くても、連絡通路を通ってある出口に行けばスリップしてるんじゃん
タイムスリップする時代も、至ってご都合主義 何も設定なくとも、兄が死んだ直前や、父の生き様が端的に分かる戦争時代などなど・・・
場所も様々なところに飛んでいるし
地下鉄に何の意味があるのかが、正直良く分かりません
過去に遡って知る事実そのものは、ヘンテコな展開ながら、楽しめます。
ただ、そこも突っ込もうと思えば沢山あって・・・
真次は家庭より不倫相手を中心に行動しているし、そんな不倫相手との「真の関係」と、その後の彼女の行動も、哀しいものではありますが、「そう来ないといけないんか」と思ってしまいます
ま、真次が過去気になっていた時代、そして場所に、「夢のように」タイムスリップして、事実を探求し、そして自分を省みる・・・
・・・という言葉で追えれば、あらゆる突っ込みも「野暮なこと」になるんでしょうが、あまりにも突飛な展開なんで・・・
最後に、全ての過去を知った真次が、地下鉄に乗っているときに、一瞬地下鉄が地上に出る・・・明るい日差しが刺す車内から外を見つめる真次・・・このシーンがこの映画の言わんとしている部分のような気がします
ちゅうことで、東京オリンピックは何の関係があったので40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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