半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

モナコでサインもらっておけば良かった・・・

2020-01-09 21:30:00 | えふわんの部屋
 昨日、会社からの帰りのバスの中で知ってしまったニュース。
思わず、(自分が下りる)バス停を過ぎてしまうところだった・・・それ位、詳しい内容が知りたくて、スマホに夢中になってた。
・・・今宮(純)さんの訃報・・・
俺がF1に興味を持ち出した1987,8年頃、フジテレビのF1中継の解説は当然ながら今宮さんだった。
それから、セナ・プロ時代に突入し、日本におけるF1も、とっても盛り上がっていたなぁ
川井ちゃんのマニアックな解説、森脇さん、津川さんのメカニカルな解説、90年代後半になると、浜島さんのタイヤに関する解説・・・
そんな中で、俺にとっての今宮さんの解説は、「F1概説」という感じでした。
メカやタイヤなどの専門分野は、その人たちに任せて、今宮さんは、F1の歴史とか、モータースポーツの状況をはじめ、ドライバーの紹介とか・・・
更に、今宮さんの「視点」は、ドライバーの「感情」とかも触れてましたよね。「熱い」「ガッツがある」などの言葉をよく覚えています。
なんだかんだ言っても、日本のF1の火付け役の一人・・・というか、今宮さんが我々に優しい口調で紹介してくれた・・・という印象です
マシンガン口調の古館さん、ここぞという時に巡ってくる三宅さん・・・様々なタイプの実況にも、簡単に合わせこんでくれるので、ギスギスしてなくて、心地よかったです。
1992年のモナコGP「(モナコ)50回目ですよ!! 50回目!!」 「(マンセルは)どっからでも(攻めて)きますよ!!」
・・・そんな言葉で握りこぶしを作って熱くなり・・・
1994年のサンマリノGP「(セナの死に)我々モータースポーツに関わる一人としては、こういった事を受けられなければならない」 「次回はモナコGP、セナはいませんが、F1は続いていくんです」
・・・その言葉で、堪えていた涙が溢れ出てしまいました・・・
今宮さんのF1コラムもずっと読んでいました。F1(モータースポーツ)を大切にしている人・・・それが伝わってきます。
最近のF1中継は、解説陣が増えてきたのもあり、なかなか今宮さんの声を聞く機会が減ってしまったのですが・・・
今宮さんが生きている間に、また日本のF1が盛り上がったり、日本人ドライバーが優勝したり・・・そんな光景を解説して欲しかったです
2020年のF1、いよいよ(レッドブル)ホンダが更なる活躍を遂げそうであっただけに、残念でなりません。
私事ですが、1999年に新婚旅行でモナコに行った時、決勝日の朝、偶然、今宮さんとすれ違いました。
今宮さんはこれからお仕事なので、サインなどは頼めず、一言「こんにちは!」と会話しました。
・・・握手くらいすれば良かった・・・

今宮さん、俺にF1を教えてくれてありがとうございました
今宮さんが愛したF1を、俺は今後も見続けていきますね
コメント
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