半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『バビロン(全12話)』を観ました。

2020-01-31 04:30:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社の不正事件を追ううちに、一枚の奇妙な書面を発見する。
そこに残されていたのは、毛や皮膚のまじった異様な血痕と、紙一面を埋め尽くすアルファベットの『F』の文字。
捜査線上に浮かんだ参考人のもとを訪ねる正崎だが、そこには信じがたい光景が広がっていた。
時を同じくして、東京都西部には『新域』と呼ばれる新たな独立自治体が誕生しようとしていた。
正崎が事件の謎を追い求めるうちに、次第に巨大な陰謀が見え始め――?
(公式サイトより)

 野崎まどさんの同名小説のアニメ化だそうです
検事が主人公のアニメ作品って、あまりお目にかかった事は無いです・・・が、ドラマとか映画では良い「ネタ」ではありますから、期待して鑑賞開始しました
冒頭の事件について、(数々の専門用語に乗せて?)解決していく正崎。家庭円満、頭脳明晰・・・ジャンルは違えど、「悪を断つ」精神って観点では、「水戸黄門」を想像しちゃいました。
・・・が、しかし・・・
新域で起こる事件、シーン(絵)も衝撃的だし、テーマも衝撃的でした
「自殺法」の話は、「ンなもの・・・」と軽視していた俺も結構入り込んでしまいました。「善とは? 悪とは?」、「生とは? 死とは?」・・・こんなに問われるとは
斎の行動、会話も巧妙だけど、やはり、曲世 愛ですね。
掴み切れない存在・・・・人を惑わすというレベルじゃないし、残酷な面もあるし・・・どんだけ影響力があるのか
どんな存在をも支配できちゃう彼女に、(周囲の要人を死に追いやられながらも)必死に対抗する善。
この構図は、終盤、全世界を巻き込むまで発展しちゃう・・・
・・・そしてあのラストは・・・自分が感じた事が果たして「正解」なのかもわからず、ネットで沢山の感想を確認しちゃいました。
(・・・結局、それでも皆、感じることが違うようで、余計混乱しちゃいましたが)
沢山の意味を込めて、この作品は、「問題作」だと思いました
でも、嫌気が差す「問題作」ではなく、引き込まれる「問題作」です。面白かったですもん
ちゅうことで、是非、是非、続編を作って、また引き込まれたい・・・・・で、80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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