半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『飛んで埼玉』を観ました。

2020-01-12 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
埼玉県の農道を、1台のワンボックスカーがある家族を乗せて、東京に向かって走っている。カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」に続き、DJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始める――。
その昔、埼玉県民は東京都民からそれはそれはひどい迫害を受けていた。通行手形がないと東京に出入りすらできず、手形を持っていない者は見つかると強制送還されるため、埼玉県民は自分たちを解放してくれる救世主の出現を切に願っていた。
東京にある、超名門校・白鵬堂学院では、都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉県人を底辺とするヒエラルキーの頂点に、生徒会長として君臨していた。しかし、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出現により、百美の運命は大きく狂い始める。
麗は実は隠れ埼玉県人で、手形制度撤廃を目指して活動する埼玉解放戦線の主要メンバーだったのだ。その正体がばれて追われる身となった麗に、百美は地位も未来も投げ捨ててついていく。
2人の逃避行に立ちはだかるのは、埼玉の永遠のライバル・千葉解放戦線の一員であり、壇ノ浦家に使える執事の阿久津翔(伊勢谷友介)だった。東京を巡る埼玉vs千葉の大抗争が群馬や神奈川、栃木、茨城も巻き込んでいくなか、伝説の埼玉県人・埼玉デューク(京本政樹)に助けられながら、百美と麗は東京に立ち向かう。果たして埼玉の、さらには関東の、いや日本の未来はどうなるのか――!?
(公式サイトより)

 やっと観ることが出来ました。2019年の「話題性」という点では、ダントツの作品だったんじゃないでしょうか
魔夜峰央さんの同名漫画は、1巻のみで、まだ「未完」だそうですね・・・いやぁ、続きを描いてくれないかなぁ
結果を先に言っちゃうと、それほど魅力的な「笑い」を堪能しましたね
埼玉県で異例の大ヒットをしたそうですが、そりゃあ、埼玉の人は、この作品を一番観なきゃダメですよね。
それほど、「愛のディスり」が満載です
で、俺は近所の千葉で、この作品の描く「千葉」は、完全オリジナルだそうですが、これが有難かったですね
松戸、柏、我孫子がしっかり出てくるし、常磐線乗ってるし、野田ナンバーの車(という人力車)が出てるし・・・こういったモノを観ているだけでも、超楽しいですよ
こういった「ご当地ネタ」は、ご当地の人にとっては最高ですもんね。
逆に言うと、その「ご当地」以外の人たちをターゲットにしていない点はあります。
・・・が、この作品は、そんな心配がないくらいの、とんでもない「設定(都市伝説)」があります
東京から完全に差別をされている「隔離状態」の埼玉が立ち上がるというのは、分かりやすい話だし、その埼玉がどんな場所というのは、この作品の至るところでトリビアとして紹介されていますし。
エンドスクロールのはなわさんの「ダンダン埼玉」(というタイトルではありません(笑))を聞いていれば、これでも充分かも
ちゅうことで、是非、千葉を題材にした作品を作ってください 絶対観に行きます・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『雪の華』を観ました。

2020-01-12 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 余命を宣告された美雪(中条あやみ)の夢は、<約束の地>フィンランドでオーロラを見ること。
そんなある日、ひったくりにあった美雪は、ガラス工芸家を目指す青年・悠輔(登坂広臣)に助けられる。
半年後に偶然再会した悠輔が、男手ひとつで兄弟を育てていること、そして彼の働く店が危機に陥っていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1 ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。
美雪が押し切って付き合い始めた2人だったが、初めての待ち合わせ、一緒に食べるお弁当、別れ際のお見送り、おやすみのメール……そのすべてが幸せで、期限付きの恋と知りながら、美雪は自分の居場所がある喜びを感じていた。
そして、初めは乗り気でなかった悠輔も、まっすぐな彼女に次第に惹かれていくが――。
かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気を与えて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。
(公式サイトより)

 中島美嘉さんの曲の世界を映画化した作品だそうで・・・なかなかチャレンジングな企画ですね
公開当時、劇場の予告編で、この曲が流れて、雪が舞い散る中での、中条サンと登坂サンの顔を寄せ合う・・・なかなか綺麗なシーンとして焼き付いてました。
で見始めましたが、最初から、医師から「余命1年」と言われて、ちょっとメゲている・・・その上ひったくりに会うは、ひったくりを撃退した悠輔からは、「もっと声だせぇ」などと叱咤される始末・・・踏んだり蹴ったりですね
かなりのファースト・コンタクトであったはずなのに、再会は・・・悠輔、覚えてないんですね
ここからは、お約束の「(死ぬ前に)やるべき事、遂行ツアー」が始まりました
このツアー、オッサンの俺はずーーーっと赤面モノでしたね。
初々しい学生のノリでもないし、老夫婦のしっとりとした旅でもない・・・この2人の年代層だと、こういったデートになるんですかね
まあ、言えるのは、「登坂サンは格好良い」「あやみチャンは可愛い」・・・それを延々と映している・・・そんな感じです。ある意味、これがPVですかね
当然ラストは、冒頭であれほど待望してて観れなかったオーロラ・・・・いやいや、オーロラより綺麗なシーンを散々魅せられていたから、なんか呆気なかったです。
更に、美雪の最期は訪れず・・・ハンカチを用意していた観客は裏切られたかな
ちゅうことで、中島さんのあの曲はラストより、途中で流して欲しかった・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする