昨日、突然、我が家のトイレの水が流れなくなりました。
正確にいうと、タンクに水が溜まらなくなりました。
でも、昨日は忙しかったので、
とりあえず、断水時と同じ対応・・・バケツで水を流す・・・で急場を凌ぎ、
本日になってから対応策を考えました。
バケツで水を流すといえば、その昔に訪れたバリ島での出来事。
バリ島のホテルは観光地化されていて欧米と大差なかったのですが、
ジャカルタの空港のトイレには、バケツと柄杓が置いてあったのです。
何じゃこりゃ⁉️
つまり、用を足したら、あとは自分で水を汲んで流せってやつです。
当時、それはかなり衝撃だった記憶。
今のインドネシアはどうなっているのでしょうね。
話が逸れました。
我が家は建ててから20年ぐらい経っているので、
普通に考えたらトイレもそろそろ寿命ではあります。
我が家は親戚の大工さんが建てたため、
いわゆる工務店というところは使っていません。
しかし、その親戚はもう現役の大工ではなく、
また、我が家のトイレを備え付けた水道屋さんも既に廃業。
さて、どーしたものか。
ネットでググったところによると、
こういう場合は部品の交換で直ることが多いらしい。
メーカーはINAXだったので、INAXのHPで調べてみると
既に部品供給終了。
ま、そりゃ、そーだわな。
しかし、メーカーはそうでも、水道屋さんや工務店によっては
廃盤になっている部品を持っているところもありますよね。
そこで、どこの水道屋に聞いたものか、と悩んでいたのですが、
ここでワタクシ、閃きました。
母の超おしゃべりな従兄弟さん。
マシンガンの様子では、めちゃくちゃ顔が広そうだったのです。
だから、良い水道屋さんも紹介してくれるだろうと。
そこで、母が早速電話したところ。
「水ぐらいやったら直せると思うで、すぐに行ったるわ。」
え?直せるって!?
お言葉通り、工具を持って、すぐに来てくれました。
で、タンクを開けて、部品を取り出し、
部品の中に砂が溜まっていることを発見して、そこを綺麗にし、
半時間も掛からずに見事に直してくれました。
素晴らしい。
これはもう最低15万円コースだと覚悟していたのに、
直せるんや、という驚き。
「直らへん、って言わな儲からへんからな、そう言うねん。」
いやー、すごいわ、すごい。
環境のためにも、直せるものは直して使わないとダメですよねえ。
財布にも環境にもありがたい、ありがたい。
持つべきものはマシンガンの母の従兄弟。(違)
ちなみに、本職は畳屋さん。
何でも、人が修理しているのを見て、覚えたとのこと。
所詮、人間が作った道具なんやから、人間が直せるねん、だそーで。
メモっとくわ。(しかし、私には無理)
というわけで、ウン十万円の出費がほぼタダになったありがたいお話でした。