2年ぶりぐらいに電車に乗って、観に行ってきました。
辻井伸行さんのピアノコンサート。
今日の大阪はものすごーーーい、混んでました。
どこにいっても人、人、人。
みんながマスクしている以外は、
コロナ前と全く変わりません。
本日のコンサート会場は大阪フェスティバルホール。
キャパが2700席とピアノリサイタルにしてはかなり大きな会場でしたが、見事満員御礼。
座席はほぼセンターで、とても聞きやすいお席でした。
一緒に行った友人は長らくピアノをやっていて、
今回のプログラムもいくつかは弾いたことがあるそう。
プログラムはこんな感じ。
ご覧の通り、ドビュッシーとラヴェルが中心。
友達は最初のアラベスク第一番の弾き始めから
「なんて美しい音色なの!!」
と感動したらしく、気づけば泣いていたらしい。
友達の隣席のおじさまも泣いておられたそうな。
アラベスクは第1番と第2番を続けて演奏し、
拍手は第2番が終わってからすることになっています。
それはわかってはいたけれど、
1番が終わった瞬間に拍手したかった、と。
続くベルガマスク組曲の「月の光」。
こんな清らかで美しい「月の光」が存在するとは。
本当に月が煌めいて見えるような美しさでした。
(私の語彙力よ。。。)
この「月の光」が終わった瞬間に、
客席の複数個所から拍手が起きました。
本来はしてはいけない場所ではあるのですが、
気持ちわかるわー、うん。😆
ドビュッシーって美しいけれど地味ともいえるので、
本当に美しく清らかな音色を出せないと、
退屈になっちゃいそう。
超絶技巧で人を唸らせるよりも、
ドビュッシーで感動させるほうが難しい気がします。
「心が美しい」(←アシュケナージ談)、
辻井さんならではのドビュッシーでした。
第2部はサティとラヴェル。
ラヴェルはCDで何回も聞いたことのあるものでしたが
やはり生は響きが違いますね。
アンコールでは、同じくドビュッシーの「夢」「喜びの島」。
最後はピアノの蓋を閉じて、
“もう終わり”をアピールする、
いつもながらの辻井くんでした。
今まで自分どこまで汚れていたんやって思うぐらい、
すべてのものが洗い流されて浄化された感じ。
・・・とは友達談。
そうそう。辻井くんの音楽は人を浄化させる力があるよね。
心洗われる、とはまさにこのこと。
だからアシュケナージや佐渡裕さんが、
辻井くんのピアノを聞きながら泣くわけですよ。
帰宅後、
「で、アンタは泣かなかったん?」
と母に言われましたが、
あいにくそこまで感受性がないもので。
だって、貴女の娘ですからね。(爆)
会場で渡されたパンフレットに次回のコンサートの案内もありました。
辻井くんの「くるみ割り人形」はさぞかしピュアで夢々しいだろうし、
なんと、ショパンのソナタまであります!
これは観に行きたい!!
が、次は会場がシンフォニーホールで、キャパが1700人ほどしかないので
チケット激戦必至。
オンラインコンサートの時ですら、
ショパンを弾いた時にはサーバーが落ちましたから。
取れる気はしないけれど、一応チケット取りに参戦はする予定です。
・・・しかし、万が一取れたとしても2月6日というのは、
またまた緊急事態宣言が出て中止になる恐れもありあり・・・。
辻井伸行 / ドビュッシー:月の光
クラッシックのコンサートは一度バイト先の女性からチケットをもらったので観に行ったのですが、途中で寝てしまいました。
それ以来行ってません。
辻井伸行さんのコンサートは人を浄化させる力があるようですね。
アシュケナージや佐渡裕さんも、
辻井くんのピアノで泣かれるんだ。
あゆさん以外は。☺️
ショパンのソナタなら、私も聴きたいですね。
チケットは無理でしょうから、オンラインコンサートなら大丈夫かな。☺️
寝るのはよくわかります。
というか、私もクラシックは超一流レベルでないと寝ます。(笑)
子供の頃、文化鑑賞会などであまりお上手ではないオーケストラを聞かされて
クラシックはつまらないものと思ってました。😅
子供だからこそ本物を聞かせるべきだと思いますね。
>辻井伸行さんのコンサートは人を浄化させる力があるようですね。
大御所の指揮者が辻井さんにはゾッコンになるようです。
忘れていたピュアな心を思い出させる力があるような気がします。
>ショパンのソナタなら、私も聴きたいですね。
オンラインコンサートは去年の自粛期間のみありました。
辻井さんはショパンも素晴らしいですが、リストはさらに素晴らしいです。
ラ・カンパネラを生で聞くのが目下の目標です。😊