私の拙い言葉では彼の魅力を表現しきれるはずもありませんが。
辻井伸行さんは「超絶技巧を持つ天使」でした。
テクニックを全く誇示しない、心洗われるような清らかな自作曲と
超絶技巧曲を難なく弾きこなす二面性が彼の魅力です。
第1部は彼の自作曲。
恥ずかしながら、今回初めて知ったのですが、
1部で演奏した『ロックフェラー天使の羽』と『セーヌ川のロンド』
は小学生の時に作った曲だったそうです。
月並みな物言いですけど、天才ですね。
『コルトナの朝』はイタリアのコルトナを
『風の家』はスペインのマヨルカ島を訪れた時のイメージを曲されたそうで
ピアノのバックにその景色が流れます。
彼は見えていないはずなのに、
その景色と曲がぴったり合っているのです。
本当は見えているのでは???
・・・ということで、やっぱり彼は天使なのかもしれません。
辻井伸行 - コルトナの朝 (Nobuyuki Tsujii - A Morning in Cortona)
コルトナとは、こんなところです。
("コルトーナ(イタリア)観光~おすすめの絶景スポットなど~")
第二部はドビュッシー、ラヴェル、ショパンの音楽を
名画とともに観賞します。
英雄ポロネーズのバックにナポレオンが出てくるのでは?という
私の予想はばっちりあたりました。
ドラクロワのナポレオン。
いくらなんでも、これは美化しすぎ。(笑)
※追記
(プログラム解説にドラクロワの絵画とともに・・・とありましたが、これはダヴィッド作ですね)
ドラクロワの絵はこちら。
"民衆を導く自由の女神"
そして、さすがに反省(?)したのか、
のちに描いたナポレオンは実物に近いと思われる(笑)
英雄ポロネーズが第2部最終曲。
アンコールは3曲もありました。
「別れの曲」
「それでも生きていく」
「革命のエチュード」
革命のエチュードを聞きたかったので嬉しかったー。
ブラボーの大嵐の中、コンサートは終了いたしました。
基本、視覚重視で聴覚は二の次、三の次の私なのに、
聞き惚れてしまうの天使の音色・・・辻井さんでした。
今回のコンサートの曲には残念ながら入っていませんでしたが、
彼にはリストが一番合っている気がしてます。
辻井伸行 / ラ・カンパネラ
さて、次回のクラシックコンサートの予定は
視覚でも見せてくれる、三浦文彰さんです。
会場でチラシもいただきました。
楽器がストラディヴァリになったらしー。
以前の楽器の値段からは0が2個増えましたね。。。って下世話なお話。(笑)
クラッシックはまるで興味がないですが、辻井さんの作られた『コルトナの朝』は、とても綺麗で軽いタッチの曲のように思いました。
目が不自由でも、コルトナの空気・風で景色がわかるのかな?
>ドラクロワのナポレオン。
いくらなんでも、これは美化しすぎ。(笑)
ドラクロワも権力に負けたのかな?(笑)
ナポレオンは小柄な男性だったという話ですが。
あゆさんは興味が、多彩ですね。すてきです。
良いものをいつもご覧になったり聞かれたりされますね。
とてもすてきだと思います。
頭の中に、いろんはひきだしが沢山有るのでしょうね。
いいものをみに行ったり、聞きに行かれたりできる環境
なのですね。
おくぶかいあゆさんですね。
心の栄養になるから良いですね。
趣味が沢山有ってすてきです。
どうかいつまでもお元気で、すてきなことを楽しんでく
ださいね。
辻井君のピアノ演奏、癒されますね。
コルトナの風景にぴったりあった曲を作られるなんて、すごいです。
中世の街並み、教会、街全体の風景が目を閉じてても、研ぎ澄まされてるようです。
聡明な心の持ち主なのでしょうね。
神様が彼に与えられた賜物なのでしょうね。天性ともいうべきものなのでしょう。
豊かな感受性も持っておられるのでしょう。
それを発掘された親はすごいなと思わされます。
施設実習に行ってた時、担当の知的障害の子が、チェロを習ってて、弾いてくれました。大江健三郎さんの息子さんもピアノ弾いておられましたよね・・・。
音楽に才能がある子が多いのかもしれません。
私もピアノ習ってましたが、情景を思い起こさせるような演奏はできませんでした。先生によく注意されましたが。受験のために練習してたようなものですから。
趣味とかで弾いたら、変わってくるかな・・・。
売れなかったピアノ、久しぶりに弾いてみようかな。
奇跡のピアニストの演奏、楽しませてもらいました。
生演奏行けるように、体力もつけなくてはですね。
お身体ご自愛くださいね。
辻井さんの動画,聴いていたらちょっと泣いてしまひました(^^;)
数年前,Stars目当て^^で行ったクラシックコンサートで
同じくゲストで出ていた辻井さんのピアノに圧倒されました。
その時はラフマニノフだったようですが・・・
あそこまで弾けるようになるには相当な訓練をされていると思いますが,
そういう努力ができることもふくめて,音楽の神様に選ばれた人なんだろうなって思います。
私もまたライブで聴きたいなぁ・・・
おじゃましました
私の勉強不足で、この絵はドラクロワではなくダヴィットでした。(^^;;
使用前、使用後ではないですけど、美化しすぎたナポレオンの11年後の肖像画も追加で載せておきました。
あとのナポレオンが実物に近いのでしょうね。
当時の画家は王侯貴族お抱えだったので、気に入られるように描かないといけないし
かといって美化しすぎて実物とかけ離れても問題あるしで
なかなか難しかったのではないかと思われます。(笑)
辻井さんの自作曲は彼の心の美しさが現れていると感じます。
見えないからこそ感じられるものがあるのでしょうね。
なので、純粋なクラシックのコンサートに行くのはほぼ初めてでした。
クラシックがよくわからない人でも楽しめるのが辻井伸行さんのコンサートだと思います。
美しいものは誰が聞いても美しいのです。(^^)
舞台というものは、都会でのみ公演されることが多いので
東京に住んでいたら・・・と地団太を踏んだこともよくありましたが、
東京に住んでいるとそれこそいくらお金があってもたりないので
これでちょうどいいのかもしれません。(笑)
お父様はヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝するまで
ピアノで生活していけるわけない・・・とピアノをやることに否定的だったそうです。
辻井さんも「父は音痴なんです」
と仰っていましたが、あの音がわからないなんて、本物の耳音痴(笑)
お父さまが外科医、お母様がアナウンサーですから
お父さまの器用さとお母様の音感を受け継が出たのでしょうね。
受験のために練習をされていたということは
高校がピアノ科だったのですか?
私も中学ぐらいまでピアノを習っていましたが
全く才能がなかったです。(笑)
ピアノにしろ、スポーツにしろ、自分がするよりも鑑賞or観戦するに限ります。(笑)
彼の良さが一番出るのが自作曲だと思いますね。(^^)
今回のコンサートは自作曲と超絶技巧曲を同時に聞けたので
二度おいしいコンサートでした。(^^)
佐渡さんも辻井さんのピアノを聞いて号泣されていましたし、
彼の音楽は心に染み入るものがありますね。
協奏曲となるとオケつきなのでチケットが高額になってしまいますが
協奏曲も聞きにいきたいなあ・・・と思ってます。
高校は普通科でしたよ。ピアノは高校まで習ってました。大学受験(音大受験)のために練習してましたが、才能ないし、音楽では生活できないので、音大には進学しませんでした。高校に音楽科はありましたが、幼い時から英才教育を受けておられる方がほとんどで、才能がないので、太刀打ちできませんでした。
音楽の道に進んでたら、また違った人生だったかなとも思います。
今の人生もなかなか味があっていいですが。病気はいりませんが(笑)。
師走に入り、バタバタでリハビリにも行けてないです。
明日は頑張って行ってきます。
音大を目指しておられたのですね。
私もピアノを習っていましたが、全く才能がなくて(笑)中学生の途中でやめました。
芸事は才能がある人が努力して初めて一流になれますよね。
中学時代の友達が一人、音大に進んでピアノの先生をしています。
音大に行ってもなかなか音楽で食べていくことは難しいので
音楽は趣味で留めるというのも一つの選択であるかもしれませんね。
寒い日々が続きますが、無理のない程度にリハビリを頑張られてくださいね。