毎年この時期になると近くの『蓮』の群生地で朝から汗をかきつつ
撮影するのが恒例となっているのですが今年は異変が起きているのか?
『蓮』の生育が遅れているというより殆ど存在していないという有様なんです。
外来種の動植物による影響や渡り鳥の食害、長年の群生による地下茎の混み合いによる成長力の低下など
色んな原因が挙げられていますがはっきりした原因はまだ分かっていないようです。
という事で毎年夏の恒例となっている『蓮』撮りは残念ながら今年は休止となりました。
その『蓮』の群生地に隣接した水生植物公園“みずの森”で小雨交じりの天気の下
『スイレン』の花を撮って来ました。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f5.6 1/800sec ISO200 -0.3EV (150mm)
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f5.6 1/800sec ISO200 (150mm) ※アートフィルター『ファンタジックフォーカス』適用
水生植物だけあって雨降りの方がその淡い花弁の色合いがちゃんと表現される様な気がしますね。
最初に触れました『蓮』の群生地ですが果たして来年こそはちゃんと再生して
再び広大で素晴らしい群生を見せてくれるのでしょうか?
ローパスレス効いたクッキリすっきりでも美しい1枚目
ファンタジー設定の淡い2枚目の画質も素晴らしいし
たぶん気軽に撮られた両作品ですが力量の凄さ感じます
夏は色が乗りますがこういうウエットな趣もいいもんですね
仰る通りお気楽に撮ったスイレンですから花や葉の配置には気を使いました。
ウェットとは正にドンピシャの表現です。
小雨の中、いかにウェットな趣を出せるかと思いつつレリーズしていましたが
E-M10は稚拙な私の思いをしっかりカバーしてくれました。
それにしてもここの蓮の群生地、今年は壊滅状態で残念です。
何とか奇跡の回復を祈るばかりです。