2府3県に民鉄最長の路線網を誇る近畿日本鉄道。
その中でも有料特急ネットワークはその規模の大きさを象徴していると思います。
2013年に行われる「伊勢神宮式年遷宮」に合わせて新型観光特急を新造、同年春に投入される事が
既に発表されていますが現状の特急車も魅力溢れる多種多様の車両が活躍しています。
やはり近鉄特急を代表するのはアーバンライナーではないでしょうか?
1988年の春に登場した21000系はもう23年が経過していますが、既に全編成が更新改造を受けて
『アーバンライナーplus』となり、追加投入された新形式の21020系『アーバンライナーnext』2編成と共に
名阪ノンストップ特急の運用を中心に看板車両として活躍中です。
PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
マニュアル 1/640sec f7.1 ISO320 (300mm)
余り時間は無かったのですが新しく入手したレンズを試す為に、300mmで6両がぴったり納まる
あるカーブポイントへ向かいました。本当はここは午後から順光となるのですが午前10時だと半逆光気味です。
ただ雲がかなり多く21000系がやって来た時には軽い薄日状態となりました。
K-rのファインダーを凝視しAFポイントをしっかり当てながらフレームを整えます。
パンダグラフが切れないよう・・・「えっ?・長いぞ!」。
やって来た編成は増結2連を組み込んだ8両編成でした。久しぶりのアーバンライナー撮影だったからでしょうか?
すっかり『アーバンライナーplus』は6・8連という事を忘れてたので、後ろが切れてしまいました。
しかし、今まではこういった光線状態で撮影は殆どしなかったのですが出来た写真は優しいイメージの21000系に
少し力強さが加わった感じがして個人的には満足ですね。
それにしても安くてちょっぴり古いモデルのレンズだったのですがこんな条件下でもなかなかの写りで驚きました。
新しいレンズなかなか良い感じですね。
たしかに力強さを感じる良い仕上がりで、
DA55-300とは雰囲気の違う写りをするようですね。
今回の撮影地、背景に霧などが出ていたら、とても幻想的な感じがします。
元々画質云々を話せるほど知識も腕も無いのですがなかなのレンズだと思います。
4万円だと不満を言うかも知れませんが2万円だと褒めるしかないですね(笑)。
鉄撮り入門者、特に財布に厳しい若い人なんかにはこんなレンズで腕を磨いて欲しいですね。
今回は惜しかったですね。
ただ、このレンズの魅力を十二分に引き出している撮影者のウデもなかなかですね。
21000系は23年も経つのですね。
新型特急車両のデザインは被写体として、魅力はどうなのでしょうかね?
望遠の圧縮系で撮ると6両は短く感じる事が多いのですが8両だといい感じになりますね。
願わくばnextの8両も見てみたいものですが叶わぬ願いです。
新型特急、発表されているイラストを見ると魅力的なスタイルとは言いがたいですね。
内装に関してかなり力が入っている様に思えますが・・・。
実車の登場を楽しみに待ちたいと思います。