朝一は雨でしたが、晴れてきました。「北海道庁旧本庁舎」は明治後期の重要文化財です。駐車場が無いし、近隣の300台Pもタイムズも満車でした。警察署裏の有料路上Pに停めました。
階段もエエ感じです。入れる部屋は一部のみです。
窓枠やシャンデリアが豪華です。
大正初期の写真です。このヒノキがひいてあったそうです。今でも地中に埋まっているそうです。
次に「北海道開拓の村」へ。ここは私の希望でした。52棟もの古い建造物が見れます。この洋館はエントランスです。中国人と遠足が多かったですね。主に明治~大正初期の建造物です。一部を紹介します。
ビジターセンターは「旧開拓使札幌本庁舎」
「旧浦河支所庁舎」
「旧手宮駅長官舎」 駅員さんの家兼切符売り場ですかね。
駅の隣の白い洋館は「旧開拓使爾志通洋造家」。外見は洋館で中身は和風です。このパターンが多かったですね。
青いのは「旧福士家住宅」。ここも内部は畳敷の和室でした。
「旧松橋家住宅」 社長さんのお家は立派です。
「旧北海中学校」 私の通っていた小学校と同じ明治末期ですがオシャレな色です。
「旧青山家漁家住宅」はパンフのメイン画像の旧家です。魚を煮る釜です。小樽の鰊漁師です
大邸宅で部屋数も多かった。
「廊下」と呼ばれますが、鰊倉庫で漁期後は船倉庫として使われました。
「旧田村家北誠館蚕種製造所」 これは群馬県にもありますね。
この枠は卵を産み付けさせる奴だそうです。
「旧納内屯田兵屋」 北海道と云えば屯田兵。
土間と囲炉裏が繋がっています。靴を履いたまま休憩できるし、靴も乾かし易い構造です。開墾は大変だったでしょうね。
「旧岩間家農家住宅」 仙台からの氏族宅で郷里の大工築となります。東北様式です。
土間が狭く釜の前に床があります。寒いですからね。
農家の牛舎です。北海道なので屋根付きの密閉型です。
メインの通りです。当時を再現した馬車鉄道で冬はソリとなります。
鍛冶屋さんとか街の家屋が並びます。農具や蹄鉄等は必須ですものね。
こちらは「旧渡辺商店」 雑貨屋さん。
右下のは何だろう。手拭いや足袋でも乾かすのかな。
「旧山本理髪店」は大正時代の北海道神宮裏参道沿いにあったハイカラな床屋さん。今でも観光地で見かけそうです。
「旧島歌郵便局」は住居棟が別です。ポストは吹雪とかの水に対応できるようになっています。初めて見ました。回るのです。
「旧大石三省堂支店」菓子屋です。
落雁のでかい奴?
警邏はマネキンでなく人間です(笑)
「旧広瀬写真館」 大正~昭和33年まで使われた建屋です。撮影室がガラス張りで明るい! 修復されたばかりですね。
「旧近藤医院」 明治の病院です。こんな所で手術されたら敗血症で死んじゃいそう。
院内薬局です。
流石は医者。トイレがタイル張りでした。
「旧小樽新聞社」
印刷のために毎日一字ずつ並べたのですね。卓上印刷機はハガキ用です。実際に印刷させて貰いました。取っ手を下げるだけのワンタッチです。
「旧近藤染舗」も修復済でした。
これで全棟の半分弱です。5軒程が修復中で35軒位見たかな。おやつも中で食いました。昨年に脊椎を手術していなかったら歩けませんでした。
後編へ続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます