ここ数年で大貫妙子さんの「SUNSHOWER」が
アホみたいな高額プレミアがついてるとか
角松敏生さんを外国の歌ってみた勢にカバーされてたり
なにより大きな火付け役として
竹内まりやさんの「plastics love」が
とんでもない人数にカバーされてたりで
(Youtubeで検索すると本人のオリジナル曲に
当たるよりもカバーの方が圧倒数かも?)
すごいことになってるなぁって思ってはいたけれど、
ポップスターのポジションと思われる
Weekndにまで亜蘭知子さんの曲を
サンプリングされてるなんて
本当にびっくりしちゃったsachiakiです。
シティポップって、その背景が外国の曲を
日本人好みにマッシュアップしたところがあるから
外国の人にとってジャパニーズシティポップが
いわゆる耳に心地よい懐メロ的に楽しめるという
古い中に良いものを発見する
っていう感じだって聞いてたんですよね。
でももうそういうのとも違うと言うか。
これも数年前にいきなり流行り出した
LoFi chill radio(今はlofi hip hop radioになってる)が
ジブリ絵のアニメーション付きで
24時間ライブで流れているっていうのから
日本のアニメーションとLo-Fi Hip Hopの相性の良さ
というよりもインターネットとアニメが
たぶん相性良くって、あらゆるところに
日本のアニメスキンが取り上げられてて
シティポップもその80年代の鮮やかな色使いとともに
かなり取り込まれてて(そもそもセル画塗りはアニメのものだし)
止まるところを知らんなぁと驚きを隠せずにいます。
オタクだってバレると後ろ指をさされるどころか
ダサいの象徴でいじめられたりしたのに
今では世界を牽引しちゃうほどの
カウンターカルチャーになってるのって
本当に驚きます。
シティポップも私が育った時代では
一般的には小室全盛期だったから
ちょっとダサい位置付けだったし。
あらゆる意味で温故知新というか
流行は何度も繰り返されると聞くけれど
世界規模で島国のそれがくると
マジかよ?ってなるってことでした。
J-POPはダサいと言われているし
私もうわぁって思うことが多いけれど
数年して売れた曲の中から
そのコード進行を取り出して
すごくかっこよく作り直されるとか
そういうことはありそうよね。
少なくとも椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」は
Grover Washington Jr.の「JUST THE TWO OF US」を
元ネタにしてるとはいえ、
このコードを使った名曲は多いし
未だにYoasobiやYamaでは
このコードを元にした曲をちょいちょい聞くし、
定番のものから王道を取り出して
ミックスしていく流れは
世界規模でこれからも起こり続けるのでしょうね。
J-POPのミックス、K-POPのミックス
インド音楽とのミックスなどなど。
あまり注目されていなかったところに
メスが入ってヒットするのもよくある話。
これからの音楽シーンも楽しみがいっぱいだなぁ。
と、やけに長くなってしまったのでこの辺にて。
これだからオタクはって言われちゃうよ。
それじゃまた!モイモイ