私たち世代はJ-POPがドカンと花開いた世代ですが
それと同じくJ-ROCKと言われるジャンルも活発で
とくにROCK IN JAPAN(ロキノン)系と言われる人たちに
めちゃくちゃやられた世代でもあると思います。
渋谷がめちゃくちゃ元気な時で
タワーレコードのNO MUSIC, NO LIFEのポスターは
誰が写るのかを毎回楽しみにしていたものです。
カラオケも全盛期な世代ですからね、
そりゃもう毎週とはいわないまでも
月に2回以上は学校帰りに歌って帰る
なんてこともしていたsachiakiです。
それにしても今年はミュージシャンが亡くなりますね……。
それもそんなに呼ばれる年か?って年齢で。
YMOの高橋幸宏さん、坂本龍一さんから始まって
シーナ&ロケッツの鮎川誠さん
BUCK−TICKの櫻井敦司さん
X-JAPANのHEATHさん、
ソロでは、もんたよしのりさんや
谷村新司さん、大橋純子さん、KANさんと
ダダダと続きました。
その間にも私はあまり知らないミュージシャンの方も
(とはいえハイスタのドラマーとかビビり散らかすわ…)
かなり亡くなっていてどういうことだよって
そりゃもうブログに書くぐらいしか
しんどい思いを乗り越える手段がないわって感じです。
作品は残り続けるっていうけどさ、
でも生きていてくれていれば
新しい曲も聴けたかもだし、
まだライブで音聞いてないって人もほとんどだったので
なんてことだ……という気持ちでいっぱいです。
私からしたらチバユウスケっていえば
男の子の憧れるバンドマンの一人ってイメージで
黒尽くめの服装をしていると
チバユウスケファンか、エレカシの宮本浩次ファンの
どちらかだろうなって感じだったのです。
咥えタバコでギターを弾くって言うと
私の中ではL'Arc〜en〜CielのKENくんのイメージだけど
今ではそういうアウトサイドのだらしない大人の
クールなカッコ良さはダサいってなってるんでしょうね。。
だからチバユウスケさんのかっこよさって
今の子にはあまり伝わらないんだろうけれど、
タバコ吸って、どっかダウナーなイメージを持つ人ってのは
やっぱりカッコ良いなって、
今日上がってきたいろんな画像や投稿を見ていて思いました。
そりゃロクでもないんだけどさ
正しさだけでは持ち得ないカッコ良さっていうのが大人にはあって、
そういう大人に憧れるってことが減ってしまっただけに
世の中は大人化しない社会になりつつあるのかな?
なんてことを思ったりもします。
できない人の底上げをするよりも
できない人の基準に合わせていくと
社会は優しくなって生きやすくなる
っていう側面も認めるけれど、
どこか突っ張ったり背伸びしたり
ちょっと苦しいってもがくことを
ヨシとしない世の中に前進する力はあるのかな?と
少しだけ疑問に思ったりします。
と、タイトル回収してなかった。
世紀末がそこにあった90年代後半は
「世界の終わり」っていうフレーズがよく使われていて
WANDSの「世界が終わるまでは」なんてのもありましたね。
私もなんとはなしにムーを読んでいたりしたので
なんとなく世界はいつか終わるんだろう
なんて思っていたし、
2000年代には「セカイ系」なんていうジャンルの
ラノベが流行ったりもしてました。
走りはエヴァあたりな気がしますが、
その辺の詳細はサブカル得意な人にお任せ。
それはさておいて、私あたりからの世代以下っていうのは
戦争やらテロなんかとはほぼ無縁で
なんとなく死が遠いものになっているのに
なんとなく行き詰まっている世相の中で
なんとなく「世界が終わる」のを待っている
そういう空気を持っているんじゃないかと思います。
もちろん額面通りに「終わって」欲しいのではなく
閉塞感のある世界が「終わって」欲しいだけなので
戦争を起こそうとしたり
無差別殺傷をしようとするような輩には
まったく同調することはできないのですけれど。
よく言われていることだけど
なんにもしてなくても、
生命として生まれてきたのなら
必ず死んで終わるのだから
わざわざ終わりを早める必要なんてないのよね。
紅茶を飲み干して
パンを焼きながら
静かにその時を待つのなら
それはずっと未来であって欲しい。
そんなことを思いました。
さて、今日はうっかり夕寝をしてしまって
かなり長い時間をロストしてしまったので
お仕事頑張ってきます。
それではまた。モイモイ。