岐阜の画廊 文錦堂

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池田省吾展☆私の一押し作品《番外編》☆

2011-10-21 17:33:08 | 工芸
皆さん、こんばんは。
先週末15日(土)より開催致しております「種子島無比 池田省吾展」(23日()迄)も、いよいよ残すところ明日・明後日の2日間となりました・・・・・・。

連日多くのお客様で賑わっていますが、昨晩は、若手陶芸家澤 克典さん鈴木 大弓さん山口 真人さんが遊びに来てくれました!!
探究心旺盛でエネルギッシュな若い彼らと、熱い陶芸談議に花を咲かせながら、楽しい一時を過ごすことが出来ました。



左から、私・鈴木大弓さん(信楽)・澤克典さん(信楽)・山口真人(瀬戸)さん。

さて、【私の一押し作品】のコーナーもとうとう最終回となりました・・・・・・。本日は『番外編』です。

先ずは、本展でもひときわ存在感を放っていた「織部武士」です。



  

「織部武士」 高28.8×径28.2×奥行19.5cm  ¥210,000-(売約済)

甲冑の後ろに丸に十の字の島津の家紋。まさしく、「ぼっけもん」の武将です。
花模様の着衣・ピアスをした耳・頭に花びらなど、凛々しくもどこかお茶目なこの武将の前で多くのお客様が微笑まれました・・・・・・。

:「ぼっけもん」とは、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉で、豪胆な・向こう見ずな・大胆なといった意味があるそうです。

次に



  

「織部釣人」 高25.5×径16.5×奥行13.0cm  ¥178,500-(売約済)

魚が掛かり竿がしなっているにも係わらず、岩に腰掛うたた寝するこの老人に誰もが癒されました・・・・・・。

彩色や構図の取り方、造形など、省吾さんのバランス感覚の良さが凝縮されており、まるで桃山時代の陶磁器の中でひときわ異彩を放った“織部”の「型やぶり」さが、この「陶人形」達に継承されているかのようで楽しさが伝わってきます!!

本展最後の週末を迎えますが、お時間がございましたら是非お立ち寄り下さい。
省吾さんの茶碗を使用したおもてなしで、心よりお待ち申し上げております。




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