岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品!! ~武末 日臣 陶展~

2013-09-04 09:26:26 | 工芸
皆さん、おはようございます。
猛暑が続いた8月から一転して、9月に入り不安定な天候が続きます・・・。
台風の影響もあって、今日もこれから大荒れの天気となるそうです。 どうぞ、十分にお気を付け下さい!!

さて、いよいよ今週末は2年ぶりとなる「対州 武末 日臣 陶展」【 9月 7日(土)~15日()】が開催されます。
開催に先立ち、今日からDM掲載作品をご紹介していきたいと思います。

作品紹介を前に、武末先生のことについて少しご紹介致します。
ご存知の方も多いと思いますが、なんと武末先生は平安時代の細則「延喜式」にも名を連ねるほど由緒ある島大国魂神社の宮司さんでもあるんですよ。
武末先生の作品から、どことなく品格さが漂ってくるのも神職を務められているからなんですね。

 武末家が代々神職を努める「対州国島大国魂神社」。 御祭神は、素盞嗚尊(すさのをのみこと)。

武末先生をご紹介したところで、改めてDMに掲載した「斗々屋茶碗」をご紹介致します。 
品良く彩る御本(ごほん)の景色が美しく、毎日手元に置いて育ててみたいと思わせる作品に仕上がっています・・・。

 

   武末 日臣 作 「斗々屋茶碗」 H 7.0×D13.6cm・・・・・(売約済

 淡い褐色の釉肌の一部が薄青く変化し、所々に淡紅色の斑文が生じて景色となしています。

 鋭く削り出された高台内部には縮緬状のしわが生じ、穏やかな器形を引き締めています。

武末 日臣(たけすえ ひおみ)

1955年 長崎県対馬に生まれる 1973年 上対馬高校卒業後、上対馬役場に勤務 1989年 高麗李朝陶磁研究の為に渡韓。井戸・三島などの古窯跡の発掘調査を行う
以後、毎年渡韓し、調査研究に携わる 1990年 武末家が代々努める「対州国島大国魂神社」の神職となる 1994年 対馬大浦に築窯
1996年 赤坂・遊ギャラリーにて初個展 2003年 岐阜 画廊 文錦堂にて個展(以後、隔年開催)

その他全国各地にて、個展を中心に作品発表を続ける。
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