岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《徳利編/武末 日臣 作陶展より》☆

2013-09-12 16:50:51 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、曇り空に覆われた蒸し暑い一日となっています。 朝晩大分涼しくなりましたが、まだまだ日中は暑さを感じます。(

さて、早いもので7日から開催致しております「対州 武末 日臣 作陶展」 【~15日()】も、いよいよ終盤戦に突入です。
どうぞ、今週末は武末さんの古格漂う素晴らしい新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。 ご来廊を心よりお待ちしております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。 今日ご紹介させて頂く作品は、皆さんお待ちかねの「徳利編」です。
ご紹介した作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも販売致しておりますので、そちらの方もお楽しみ下さい。

先ずは、2種の「井戸」作品から。 土や釉薬が同じながらも、焼成方法によって全く異なる“表情”を見せてくれます。(驚)



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高11.7×径 9.5cm ¥52,500-

還元焼成によって青みを帯びた釉肌は、器体半分に細かく貫入が入りまるで片身替わりのような景色を見せています。



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高11.2×径 9.0cm (売約済

続いて、白く柔らかな粉引の釉肌が美しい、



   武末 日臣 作 「粉引面取徳利」 高11.0×径 8.7cm ¥42,000-

さらに、厚く施された白泥の刷毛目による器肌を釘で彫り出し牡丹文を表現した、



   武末 日臣 作 「釘彫牡丹文徳利」 高12.0×径 8.6cm ¥42,000-

最後は、白泥の刷毛目にダイナミックに描かれた鉄絵の景色が味わい深い「鉄絵徳利」を。 
李朝時代の本歌の鉄絵徳利は、そのほとんどが韓国忠清南道鶏龍山で焼かれたことから、別名「鶏龍山徳利」とも呼ばれて現在でも人気です。



   武末 日臣 作 「鉄絵徳利」 高12.4×径10.0m ¥42,000-

明日は、「花入編」です。 乞うご期待!!
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