岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《村山 健太郎展・茶碗編》☆

2012-10-16 17:26:15 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、爽やかな秋空が広がる気持ちの良い一日でした。

さて、14日()に無事終えた「唐津 村山 健太郎 陶展」から、「私の一押し作品《茶碗編》」としてご紹介しきれてなかった作品を2点ご紹介致したいと思います。

先ずは、今展のDMの表紙を飾った



   「絵唐津茶碗」 H 7.4×D13.2cm (売約済

赤茶けた釉肌に草花の文様が、味わい深い風情を醸し出しています。

続いて、口縁部分に鉄釉を力強く塗りまわした皮鯨の茶碗をご紹介致します。



   「絵唐津茶碗」 H 7.8×D11.5cm ¥63,000-

サメ肌の如く肌理の細かな灰色の器肌と、赤く彩る見込みとの対比が見る者に華やかな印象を与えます。

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☆私の一押し作品《村山 健太郎展・花入編》☆

2012-10-14 16:14:03 | 工芸
皆さん、こんにちは。

所用の為、一昨日・昨日とブログの更新をすることが出来ず大変失礼致しました。

さて、早いもので先週末9日より開催致していました「唐津 村山 健太郎 陶展」ですが、本日無事最終日を迎えました。
おかげ様で、初日から3日間、健太郎さんも在廊してくれたこともあり、多くのお客様で賑わう素晴らしい東海地方“初”個展となりました。改めて、愛好家の方々の健太郎さんに対する期待の高さを認識することが出来ました。
本展開催に対し多大なご協力を賜わりました健太郎先生、ならびに県内外からご来廊賜わりました多くの来場者の方々に対しまして改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、今日はラストとして「私の一押し作品《花入編》」「私の一押し作品《茶碗編》」による選りすぐりの逸品をご紹介致したいと思います。花入編では、草花による秋の彩りもお楽しみください。

先ずは、窯変の景色が出た



   「朝鮮唐津鶴首」 H21.5×D12.6cm ¥44,100-

 秋の七草の1つ、フジバカマを活けてみました。

次に、



   「粉引徳利花入」 H14.4×D13.0cm ¥29,400-

 紅葉に彩るドウダンツツジの枝を活けてみました。 

最後は、



   「黒唐津花入」 H19.5×D11.0cm (売約済

 ホトトギスと花屋さんの間で通称:権兵衛と呼ばれる枝木を。

続いて、「茶碗編」をご紹介致します。乞うご期待!!

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☆私の一押し作品《村山 健太郎展・酒器揃編》☆

2012-10-11 11:06:45 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は早朝に降った雨も止み、青空が広がる秋晴れの一日を迎えています。

さて、今日も現在開催中の「唐津 村山 健太郎 陶展 【~14日()】から、「私の一押し作品」コーナーとして、選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います!!今日は、徳利とぐい呑を組合わせた『酒器揃編』です。

先ずは唐津焼の代表的な作品として、鉄釉で文様を描き、長石釉を掛けた絵唐津作品から。
サメ肌の如く肌理の細かな器肌と、簡潔で自由に描かれた文様が魅力です。



   「絵唐津徳利」 H11.7×D 8.8cm (売約済

   「絵唐津ぐい呑」 H 3.6×D 7.8cm (売約済

次に、健太郎さんの師である川上 清美先生の代表的な作品にもなっている黒唐津。
健太郎さんの作品も、師譲りの多彩な黒唐津が表現されています。



   「黒唐津徳利」 H12.0×D 8.5cm ¥15,750-

   「黒唐津ぐい呑」 H 6.0×D 6.2cm (売約済

最後は、深みのある柔らかな釉調が印象的な



   「黄唐津徳利」 H13.2×D 8.4cm ¥15,750-

   「黄唐津ぐい呑」 H 3.5×D 9.0cm (売約済

明日は、「花入編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!

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☆私の一押し作品《村山 健太郎展・酒器編》☆

2012-10-10 11:28:22 | 工芸
皆さん、こんにちは。

初日から晴天続きの「唐津 村山 健太郎 陶展」【~14日()】でしたが、今日はどんよりとした曇り空となりました。

さて、今日も「私の一押し作品」コーナーとして、選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います!!
今日は、皆さんお待ちかねの『酒器編』です。健太郎さんの若さ溢れる造形とともにお楽しみください。



先ずは後列左から、失透性の藁灰釉を掛けることにより、焼き上がりの釉調に青みを帯びた色を斑に生じさせた



   「斑唐津ぐい呑」 H 5.5×D 6.4cm (売約済

いつの頃か、よく愛酒家の間では「備前の徳利に唐津のぐい呑」と言われます。
唐津のぐい呑は、絵唐津や皮鯨など多種多様ですが、取分けこの斑唐津のぐい呑が好まれるそうです。
この藁灰釉の淡い柔らかな白が、酒をなんとも美味しそうに引き立たせ、古来より愛酒家の酒を進ませたのでしょう・・・。

次に、藁灰釉と鉄釉を掛け分けることにより、それぞれの釉薬が溶け合い、変化に富んだ趣を見る者に与える



   「朝鮮唐津ぐい呑」 H 5.4×D 6.4cm (売約済

続いて、前列の三種の盃形をしたぐい呑をご紹介致します。先ずは左から



   「刷毛目ぐい呑」 H 3.5×D 9.0cm ¥8.400-

続いて中央の



   「井戸ぐい呑」 H 4.8×D 8.5cm (売約済

最後は、



   「青唐津ぐい呑」 H 3.2×D 8.6cm (売約済

唐津焼に用いられる釉薬は、主に灰釉・長石釉・藁灰釉・鉄釉の四種類で、これらの釉薬を組み合わせて作られます。
焼きものの原点というべきこの単純さが、素朴で侘びた渋味をなし野趣溢れる味わいとなっています。

明日は、「酒器揃編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!


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☆私の一押し作品《村山 健太郎展・食器編》☆

2012-10-09 15:08:43 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜も雲一つ無い晴天に恵まれた一日となりました。
早いもので、先月29日から岐阜県全域で熱戦を繰り広げられていた、第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」も今日で閉会式を迎えるそうです。全国レベルを生で間近に見る事が出来、大変良い経験となりました。選手の皆さん、お疲れ様でした!

さて、先週末6日(土)より始まりました、「唐津 村山 健太郎 陶展 【~14日()】では、東海地方“初”の個展ということもあり、多くの方々にご来廊賜わっております。改めて厚く御礼申し上げます。

では、多くの方々からご支持いただいているこの「私の一押し作品」コーナー、今回も選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います!!第一弾として今日ご紹介するのは、使い勝手の良さそうな『食器編』です。

先ずは三種の湯呑から,



「黒唐津湯呑」H7.8×D6.8cm ¥8,400-/「絵唐津湯呑」H7.2×D7.8cm ¥8,400-/「斑唐津湯呑」H8.0×D7.5cm ¥8,400-

次にドレッシングや徳利の代用品としてなど使用頻度が高い、



   「斑唐津片口」 H 7.2×D15.2cm ¥15,750-

続いて、唐津焼ならではの多種多様な食器をご紹介致します。



   「絵唐津平向付組揃」 H 3.0×D15.4cm ¥23,625-



   「黒唐津汲出組揃」 H 6.8×D 9.8cm ¥18,375-



   「黒唐津平向付組揃」 H 5.5×D15.6cm ¥21,000-

唐津焼の魅力は、何と言っても温もりを感じさせる土味と素朴な作風です。
古来より東の「瀬戸物」、西の「唐津物」と言われるように「唐津焼」は焼き物の代名詞であり、釉は灰釉・藁灰釉・長石釉・鉄釉などの伝統的なものに限られ、施された鉄絵や紋様も野趣に富むものとなっています。

明日は、皆さんお待ちかねの「酒器編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!
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