岐阜の画廊 文錦堂

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「唐津 村山 健太郎展」会場奥風景!!

2012-10-08 13:11:21 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜も、澄み渡る秋空が心地よい祝日(体育の日)の月曜日を迎えています。

さて、先週末より始まりました、「唐津 村山 健太郎 陶展」 【10月 6日(土)~14日()】ですが、皆様のお蔭をもちまして県内外から多くのお客様にご来廊賜わり賑やかな展覧会となっております。

明日 9日(火)20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次掲載し販売させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、昨日に引続き、「唐津 村山 健太郎 陶展」の会場風景をご紹介致します。

会場奥に進むと、先ずは角皿や銘々皿、片口などの魅力的な食器群が並びます。







続いて、朝鮮・井戸・絵唐津・粉引・・・など、唐津焼ならではの多種多様の茶碗や花入類が並びます。



 「井戸茶碗」・「朝鮮唐津鶴首」・「絵唐津茶碗(DM掲載)」。
 




 「朝鮮唐津扁壷」と、西岡 小十先生の色紙作品によるコラボ。

 多くの方々が立ち止まられる人気の「酒 器」コーナー。 今展も逸品揃いです!!

明日からは、多くのお客様方から大好評頂いている「私の一押し作品!!」を作品別にご紹介していきます。
乞うご期待!!

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「唐津 村山 健太郎 陶展」いよいよ開催です!!

2012-10-07 13:43:10 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、爽やかな秋晴れが心地よい絶好の行楽日和となりました。

さて、昨日から「唐津 村山 健太郎 陶展」【10月 6日(土)~14日()】が、いよいよスタート致しました!!
天候にも恵まれた初日の昨日は、ブログの更新もままならぬほど県内外から多くの愛好家の方々が来廊され、“東海地方初個展”ということで気合が入る健太郎さんの見事な出来栄えの新作群をご堪能されるとともに、遠路唐津からわざわざ駆けつけてくれた健太郎さんと楽しげに陶芸談議をされていました。

明後日9日(火)20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次掲載し販売させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、秋の彩を添えた「唐津 村山 健太郎 陶展」の会場風景をご紹介致します。





 入り口正面を飾るのは、三種の「徳利花入」

続いて床の間を飾る作品は、



「粉引小壷」。掛軸は、日本画家の土屋 禮一先生(日本芸術院会員・日展常務理事)作による「富有柿」。
故 正宗 杜康先生の「備前耳付花入」に紅葉に彩るマンサクの枝と杜鵑草(ほととぎす)を活けて、秋の彩を添えてみました。



「汲出」「平向付」などの使い勝手の良い食器群も並びます。

今展では、呈茶用として健太郎さんの「絵唐津茶碗」をご用意して皆様のご来廊をお待ち申し上げております。



 柔らかくしっとりとした釉肌に抹茶のが良く映えます。

明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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黄金の競演!!

2012-10-04 10:45:13 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜も澄み渡る秋晴れの一日を迎えています。

昨日、唐津の村山 健太郎くんから、今週末に開催予定の「唐津 村山健太郎 陶展」【10月6日(土)~14日()】の作品を送ったとの連絡が有り、作品が到着する夕方から個展準備で忙しくなりそうです・・・。いよいよ個展間近です!!

さて、個展準備を前に、今日は黄金の焼物ともいうべき黄瀬戸作品を手掛ける5人の作家による“競演”をご紹介致します。



先ずは、現代黄瀬戸の第一人者 原 憲司先生の作品から



   「黄瀬戸根太香合」 H 3.0×D 4.9cm ¥210,000-

根太とは腫れ物のことで、姿が似ている下膨れの香合を根太香合と呼びます。黄瀬戸には宝珠を形どった宝珠香合もありますが、蓋の甲にふくらみのないものを根太香合と呼びます。根太香合は平宝珠とも呼ばれ、平たい丸い身に円錐形の蓋が付き、宝珠香合の蓋が全体的に丸みを持つのに対し、蓋の頂点からの傾斜が直線的なものをいいます。

現代黄瀬戸の第一人者の作品らしく、黄色くしっとりとした独特の質感の油揚肌にさりげなく鉄釉と胆礬を点じたこの香合は、品格に満ちた味わい深さが感じられます。

次に、愛媛県今治市にて作陶活動を続ける池西 剛先生の



   「黄瀬戸輪花酒盃」 H 5.2×D 6.4cm ¥45,000-

黄瀬戸に限らず備前や高麗作品に至るまで、古典の魅力を再現出来る池西さんならではの作品に仕上がっています。

続いて、緑釉作品のイメージが強い鈴木 徹先生の珍しい黄瀬戸作品を



   「灰釉酒呑」 H 5.2×D 6.5cm (売約済

古来、数寄者がこよなく愛した本歌「黄瀬戸六角盃」を模した作品。黄瀬戸と名付けず灰釉としたところが徹先生らしいです。 

黄瀬戸の巨匠と呼ばれたご尊父 故 各務 周海先生のご遺志を受継ぎ、現在は岐阜県恵那市岩村町にて作陶活動に励まれている各務 賢周さんの黄瀬戸作品も続きます。



   「黄瀬戸ぐい呑」 H 5.2×D 5.5cm (売約済

最後は、瀬戸の新鋭 山口 真人さんの黄瀬戸作品をご紹介致します。



   「黄瀬戸ぐい呑」 H 4.5×D 5.7cm ¥16,800-

胴に筋を付けて締めた形となる胴締作品。元々は、黄瀬戸の向付として作られたものを茶人が茶碗に転用されました。
ちなみに、胴に入れられた紐状の横筋があるものは胴紐と呼びます。

同じ黄瀬戸作品でも5者5様ですね。こうして同じ作風の作品を作家ごとに見比べてみるのもコレクションの醍醐味の一つではないでしょうか。
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展示会ラッシュ!!

2012-10-03 14:38:04 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日も快晴の秋晴れの中、午前中、個展巡りをしに名古屋に行ってきました。

「秋といえば芸術の秋」ということで、どこもかしこも魅力的な展示会が開催されています!!

先ず向った先は、名古屋三越栄店。今日から備前の伊勢崎 晃一朗さんの個展が開催されており、初日ということで来名されていた晃一朗さんとも久々に再会する事が出来ました。

 ※「伊勢崎 晃一朗展」 10月3日(水)~9日(火)

また、ちょうど「第59回日本伝統工芸展」 10月3日(水)~8日(月) も開催されていました。

 「第59回日本伝統工芸展」会場風景。

次に向った先は、松坂屋名古屋店。こちらでは、先月26日より伊賀の新 学さんが個展を開催されており、会場に詰めていた新さんとも会うことが出来ました。 ※「新 学 作陶展」  9月26日(水)~10月 5日(金)


  お客様で賑わう会場風景。

晃一朗さんも新さんも、普段着で作陶されている工房と違って、慣れないスーツを着ながら個展会場で精一杯頑張っておられました・・・。(笑)

名古屋以外にも東京日本橋三越本展6階美術サロンにて、備前の森本 良信さんが今日から個展を開催されています。
今回出品された作品は、本年新たに築窯された穴窯で焚かれた作品だそうです。お近くの方は、是非足をお運び下さいますようご案内申し上げます。

 ※「備前 森本 良信 陶展」  10月 3日(水)~10月 9日(火)


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今週末は、いよいよ「唐津 村山 健太郎展」です!!

2012-10-02 11:25:51 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、大変心地よい秋晴れの1日を迎えています。
昨日は休廊日ということで、台風のため学校が休校となった中学生の息子と共に、現在岐阜県全域で開催中の第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」を観戦しに長良川球場へ行って来ました。
お目当ては、春夏連続での甲子園決勝戦の再現となった「大阪桐蔭×光星学院」との高校野球(硬式)準々決勝です。
大会屈指の好カードということもあって、平日ながらも高校野球ファンや関係者を中心に大観衆でした・・・。(驚)



 注目の大阪桐蔭の藤浪くんでしたが、ホント大きかったです!

さて、今週末はいよいよ唐津の期待の新人、村山 健太郎さんの個展を開催致します。
「唐津 村山健太郎 陶展」【10月6日(土)~14日()】 6・7・8日と、村山 健太郎先生が在廊の予定です。

次代の唐津焼を担う新鋭として、現在注目の存在である村山 健太郎さんの東海地方“初”となる待望の個展です。
師である川上 清美氏の下で、素材が持つ魅力を最大限に引き出す師の技法をしっかりと継承された健太郎さんの作品は、若さに満ちた勢いが感じられ、いま着実にファンを増やしています。
朝鮮唐津・斑唐津・絵唐津、そして黒唐津や黄唐津など、伝統を大切に汲みながらも、自分の世界を表現しようとする健太郎さんの新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。



   「絵唐津茶碗」H 7.4×D13.2cm ¥63,000-



   「朝鮮唐津扁壷」H13.2×D13.6cm ¥31,500-

 発刊中の炎芸術111号「展覧会プレビュー」(P119)にも紹介。





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