写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

後継者がいない・次々と梨畑が消える

2020年03月22日 | 社会・経済
散歩道の周りには水田だけでなく梨畑も広がっている。
しかし、ここ数年梨畑が消えて行く。
ここも昨年までは大きな梨がたわわに実っていたが、今はこの様に伐採されてしまった。


切られた梨の木は道路を挟んだ反対側の畑に置かれていた。


ここも、一昨年まで梨畑だったが、すっかり切り取られ切り株も無くなっている。


また、別の梨畑でも伐採されていた。


この様に次々と梨畑が消えて行く。
後継者がいない為と聞くが、淋しい限りである。
スーパーでは色とりどりの果物が並んでいるが、輸入されたものが大半である。
その中で国産果物の価格維持が出来なくなっている。
また、この程度の規模ではつぎ込む機材や労力を考えると割に合わないのだろう。
農業の展望が見えない中、食料自給率が下がる。
食料自給率を高く維持するのは国の安全保障の基本だと思うが、逆行するばかりである。


今年の花見はこの桜で・開花宣言

2020年03月18日 | 自然の営み
埼玉の桜名所の一つである権現堂堤の桜祭りが中止になったように、新型コロナウイルス問題で桜名所へのお出かけは諦めている。
散歩道の脇には数本の大きな桜の木がある。
今年の花見はここが良いね!・・・と家内と意見が一致。


その為、散歩する度に、その桜の花芽を観察していた。
昨日までは花を見つける事が出来なかったが、今日は最高気温が19℃と暖かく開花が期待できた。
観察すると、小さな花を5輪以上見つけた。


気象庁の基準を満たしており、二人で開花宣言をした。(笑)


1週間後には満開の桜の下で花見ができそうである。
その下に敷き物を広げ、お弁当を持って行っての花見が今から楽しみである。

センサー技術の進歩

2020年03月17日 | 技術進歩
近くの消火栓で何か作業をしていた。


見ていると、金属で出来た筒を取り出してきた。
それをビニールの紐でぶら下げているだけで、配線らしきものは無い。


蓋を取り消火栓の上に乗せた。


もう少しアップで見るとこの様になっている。
水が溢れているがお構いなしに、ただ置いただけである。
そして何をするでもなく、所在なげにブラブラしているだけである。


暫くするとその筒を車に積んでいたバッグに入れた。
そのバッグには筒の大きさに合わせた穴が開いており、すっぽりと収まる。
そして、パソコンと同じような画面が付いてる。


何をしているのかと尋ねると、消火栓の配管の漏水検査を行っていると言う。
500mほど離れた消火栓でも同じ機材を使って、双方で通信を行い漏水検査を行っていると言う。
それを筒状の機械に記録し、解析して漏水の有無とその位置を特定しているそうだ。
その昔、漏水検査と言えば鉄の棒を路面に当て、その反対側を耳に当て漏水特有の音を聞き分け判定していた。
その後少し進んで音を拾うセンサーを路面に当て、増幅してイヤホンで聞きとるようになった。
その為、漏水検査は車の往来が少ない深夜作業だった。
この方法だと真下の狭い範囲しか聞き取れず、漏水特有の音を判別するノウハウも必要だった。
センサー技術の進歩で、今は昼間でも可能になり、より精度の高い検査が出来るようになった。
そんな話をしていると、今もそれを使う時が有ります・・・と車から鉄の棒の検査器具を見せてくれた。
アナログの世界とデジタル世界が共存していることに、何故かホッとした。



電池の製造国はアジアでは無かった!!

2020年03月15日 | その他
少しずつ断捨離を進めている。
先ずは古いカメラの処分から始めた。
フィルムカメラをメルカリに出品して処分する事にした。
しかし、フィルムカメラは久しく使っていない。
出品するには、正常に動くことを確認する必要が有る。
その為に必要な電池を取り寄せたが、思わぬ事にビックリした。


最近の電化製品は殆どが中国か東南アジアの国々で製造されている。
ましてや小物の電池は当然そうだろうと思い込んでいた。
しかし、裏に記載されている製造国を見ると、なんとアメリカであった。


想定していない国だった。
物作りのグローバル化は当たり前でビックリする話ではないが、この様な小物がアメリカで作られているとは思いもしなかった。
物作りに新しい流れが有るようだ!
今回の新型コロナウイルスでは、色々な問題点が浮かび上がって来た。
グローバルな分業が進んだ結果、部材供給が滞り製造がストップする事態が起こっている。
この問題を踏まえ、どの様に変わっていくのだろうか!?




御朱印帳を手作り

2020年03月12日 | 手作り
新型コロナウイルス問題がここまで大きくなる前のイベントで、御朱印帳の手作り体験に誘われ家内と二人で参加してきた。
この教室は施設の利用者へのサービスの一つとして開かれ、費用は無料だった。
昨年、四国八十八か所巡りをして、神社仏閣巡りも良いと思った。
その為、新しい御朱印帳を欲しいと思っていた。
それに御朱印帳を手作りする楽しさも味わってみたかった。
自分で作った御朱印帳に御朱印がもらえれば、より嬉しい。
先ずは材料が配布された。
表紙・裏表紙用として奇麗な千代紙が渡され、自分好みで選べる。


選んだのはこれである。


千代紙と共に表紙・裏表紙の台となる厚紙2枚も配られた。


次に配布されたのは御朱印が押される二つ折りの真っ白な和紙。


この和紙を互い違いに揃え、端をダブルクリップで固定し、糊で張り合わせることで蛇腹状に繋がる。


厚紙に先ほどの千代紙をしっかり張り付け、表紙と裏表紙を作る。




これに短冊状の白い紙を、左上に張り付けて作業は終わりである。


白い短冊に「御朱印帳」と書き添えると完成である。


1時間余りで全ての作業は終わった。


材料さえ有れば簡単に出来るので、また作ってみたいと思った。
その時は表・裏の台紙に貼るのは千代紙ではなく、布にしたい。
着物の端切れやネクタイを解いた生地など、色々と探してみるのも良いかな!
思わぬ体験が出来て、楽しい時間が過ごせた。
さて、これを持って何処を巡るか考える時間も楽しい。


.風景写真

四季の風景写真