年末に飾った「千両(センリョウ)」が今も元気です。
千両はお正月飾りとして知られていますね。
万両(マンリョウ)などとともに、縁起木のひとつで、
主に、冬に色づく赤や黄色の実を観賞します。
我が家でも、毎年、お正月には千両を飾り、
お正月気分をかもし出しています。
(画像は今日撮影しました)
<千両(センリョウ)>
☆ 科・属名・・・センリョウ科・センリョウ属
☆ 原産地・・・日本(関東より西)、中国、朝鮮、台湾、インド
☆ 別名・・・クササンゴ、キミノセンリョウ
☆ 花期・・・6月~7月
☆ 果実観賞時期・・・11月~翌年2月
☆ 分類・・・耐寒性常緑小低木
☆ 草丈・・・50~100cm
☆ 花径・・・0.5cm
☆ 花色・・・白
☆ 花言葉・・・「可憐」「裕福」「恵まれた才能」☆
☆★ 千両と万両の違い ★☆
<千両>実が上向きに付いていて、
葉がツヤツヤしている。
<万両> 実が葉の下に付き、
葉が大きくて、ふちがギザギザしている。
千両と万両、よく似ていますね。
下の画像(↓)は、年末から、
マンションの玄関に設置されている門松(の一部)です。
この赤い実が「万両」かしら??
一両、十両、百両、千両、万両、百万両・・・とあるようですが、
なかなかわかりにくいですね。
☆ 万両(マンリョウ)の花言葉・・・「寿ぎ(ことほぎ)」「固い誓い」「徳のある人」☆
千両や万両と似た実で思い出すのは、「南天(ナンテン)」です。
実家の庭の片隅にありました。
南天も、音読みが「難を転じる」に通じることから、
縁起の良い木とされています。
☆ 南天(ナンテン)の花言葉・・・「良い家庭」「福をなす」「機知に富む」☆
こうした、千両や万両、南天は、
一年を通して直射日光の当たらない半日影の場所に
自生していることが多く、普段はあまり目立ちません。
それでも、
秋になると、葉が赤々と紅葉し、
11月~12月にかけて赤い実をたわわに実らせます。
そして、お正月には欠かせない存在となり、
堂々としている赤い実に
そこはかとない魅力を感じてしまいます。
古来から縁起木とされている植物、
大切に育てていきたいですね。