人類史上初の原子爆弾が投下されて74年。
広島は「原爆の日」を迎えました。
投下された午前8時15分、
被爆地、広島の街は「祈り」に包まれました。
そして、
犠牲者を追悼する祈りは、
一日中続いています。
広島平和記念式典での、
子ども代表の「平和への誓い」が、
とても素晴らしく、
印象的でした。
☆★=☆★
~子ども代表「平和への誓い」~
「私たちは、広島の町が大好きです。
ゆったりと流れる川、美しい自然。
「おかえり」と声をかけてくれる地域の人、
どんなときでも前を向いて生きる人々。
広島には、私たちの大切なものがあふれています。
昭和20年(1945年)8月6日。
あの日から、
血で染まった川、がれきの山、皮膚がはがれた人、
たくさんの亡きがら、
見たくなくても目に飛び込んでくる、
地獄のような光景が広がったのです。大好きな町の「悲惨な過去」です。
被爆者は語ります。
「戦争は忘れることのできない特別なもの」だと。
「悲惨な過去」を
「悲惨な過去」のままで終わらせないために。二度と戦争をおこさない未来にするために。
みんなの「大切」を守りたい。
「ありがとう」や「ごめんね」の言葉で認め合い許し合うこと、
寄り添い、助け合うこと、
相手を知り、違いを理解しようと努力すること。自分の周りを平和にすることは、
私たち子どもにもできることです。
意志をもって学び続けます。
被爆者の思いに、
私たちの思いを重ねて、
平和への思いを世界につなげます。令和元年8月6日
子ども代表広島市立落合小学校6年 金田秋佳
広島市立矢野小学校6年 石橋忠大