【広島カープが月間20敗で"歴史的大失速"
「分岐点は守護神・栗林良史の大炎上ではなく…」
レジェンドOBが解説する
「それ以前からあった問題」】
プロ野球のセ・リーグは
読売ジャイアンツが4年ぶり39度目の優勝を果たした。
シーズン最終盤までもつれた大混戦で、
“徒花”となったのが広島カープだ。
首位で9月を迎えたものの、月間20敗を喫して4位。
歴史的大失速はなぜ起きたのか、
来季に向けたチームの課題は何なのか。
80年代の黄金期を支えた
OBでNHK解説者の小早川毅彦氏に聞いた。
9月突入時に首位に立っていたチームが
Bクラスになるのはプロ野球史上初めて。
歴史的大失速の原因は一体何だったのか?
「要因としては沢山ありますが、
ひと言で言えば“ガス欠”ですよね。
シーズン最終盤まで戦えるスタミナが切れて、
少しずつパフォーマンスが落ちていったということだと思います」
チームとしての失速の原因を考えると、
それ以前から問題はありました。
一番の課題は攻撃面。
象徴的だったのは“日替わり4番”でしょう。
そう解説するのはレジェンドO Bの小早川氏だ。(全文)
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カープのOB小早川氏の解説を読むと、
「なるほど!」と頷けます。
カープにはホームランバッターが存在しない。
後半に出てきた末包 昇大選手が
チーム屈指のパワーを誇る長距離砲といえど、
出てきた当時は9本のホームランを打つも、
9月に入ってからは、
「三振」が多く、
期待できませんでした。
結局、今年のカープは、
シーズン通して"日替わり4番"。
打順も毎日代わっていて、
素人の私でさえ、
攻撃面が気になりました。
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それから、
小早川氏は、具体的には、取り上げておられませんが、
「今年の異常な暑さ」も、
選手のみなさんを疲れさせたのではないかと、
我が家では話しています。
広島カープの地元・マツダスタジアムは、
ドームではないので、
今年のような7月、8月の猛暑、
そして、9月に入ってから、
(異常な暑さの中での)「デイゲーム」(土・日)。
35℃~37度の気温での試合はどんなに大変だったか。。。
簡単に「ナイター」には変更できないのでしょうね。
(もちろん、対戦相手のチームも大変でしたね)
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来シーズン、新井監督の続投が決まっています。
「今シーズンの悔しさをバネにして、
チームがさらに強く逞しくなっていくことを
期待しています!」