「行きましょう。」と言われて、「いいですね」と答えた。
よくわからないけど、名前が名前だけにロープ等も持っていきましょう、的な雰囲気で出発。
一般的ではないPeakに行くのに、さらに一般的でなさそうなルートを選んだので最初から苦労を強いられる。
近いところをわざと遠くして行くようなライン取りの上、稜線に出るとたどり着いた途中の雪付き岩峰にロープを出して登る。
これが、今年初のロープ登攀。
手稲山をバックに細い稜線を登る。どんどん細くなって…。
「岩」を終えると「崖」が出るってことですね。
さて、ここからが面白かった。
GPSもちのしょうたろさん、「ここは三角点ではない。」らしい。
細い稜線はずっと続いている。
とりあえずまだ高いところがあるから、どうにかしていきましょう、ということになり…。
上がったはいいが、ほんとに細い稜線。
詳しく言えない支点で懸垂。
降りてなお、三角点に情熱を傾けさらに探索。
「あっちがまだ高い。」ということで、またもやアックスを使って上がる。
そこで岩に絡まった針金を目ざとく見つけるしょうたろ氏。
「近くに三角点があるはずだ!」
雪を掘り返すこと30分。
一度は「消失」で片付けようとしたその時!
「お宝はふり返った時に見つかる。」がしばらく教示になりそうです。
最後は、微妙な雪の斜面をピューっと滑って下山。
春だわ~。
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