たのしみにしていた
と 言えば、
この夏、「るろうに剣心~京都大火編」を見てからの 一ヶ月間、
家のチットは
「早く続きが見たい~~・・」
と
ずいぶん まちこがれていました
「京都大火編」は、
あらたなる・てき(敵)「志々雄」と その配下の「十本刀
」
剣心
の たたかいが、はじまるのですが
マンガ以上に
おそろしく 描けていて、
(うお~~すごい~~~~)
って
かんじでした
「はしょりすぎてて、
気が抜けるほど 描けてなかった・・」
と
ファンのチットを
しょんぼりさせました。
方治と 由美と、張くらい
宗次郎ですら、
その はいけい(背景)にある、人間ドラマは
カット
お気に入りの「安慈」に いたっては、
ただの「拳闘僧侶」で おわってしまい、
「二重の極み」も出さないまま
左之助に
たおされてしまいました
15秒くらいで
しゅうりょう(終了)・・
他の「十本刀」など、
いたか・いなかったかすら、わかりませんでした
「
伊藤博文を志々雄が殺さないのも、
翁が死ぬのも、
剣心が市中引き廻しになるのも、・・・わからないよね。
師匠は動きがなんかおそいし、
剣心は大技ほとんど撃たないし、
せっかく極めた奥義は、説明無しで一回だし。
あれだけのキャストとスタッフそろえたなら、
全5回に 引きのばしてでも
丁寧につくってほしい
製作者サイドの都合があるのだろうけど、
京都大火編が良かっただけに、
落差が大きいわ。」
と、大きなため息をつきながらも、チットは 原作のふくしゅう(復習)を
たのしんでいます
テレビを 半分にへらし
、
「その他の鑑賞」に シフトしている
家のチット
見に行きました
今、
「一週間限定」で 公開されているのは
坂東玉三郎プロデュースの、
「天守物語」
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/17/
ようやく(要約)すると
こんな お話です。
とみひめ(富姫)は、
すごい美女だけど
実は 「妖怪」
おしろの かい(階)下に住む
「播磨の殿様」と 人間のことを
バカにしつつ、
お化けのコシモト(腰元)たちと、ゆうゆう・じてきに くらしています。
ある日、
妹への 手土産にしようと、
下の とのさまが か(飼)っている
タカを、
「術」をつかって
まきあげたところ、
タカ・行方不明の
せめを負い、
せっぷく(切腹)させられそうに
なります
のですが、
玉三郎の富姫に、
若侍、「姫川図書之助」を
市川エビゾウ(海老蔵)
と
原作は、
玉三郎が好きな 「泉鏡花」なので、
あやし・みやびな
フンイキです。
しかし、内容は
めっちゃ・シンプルで、
命・あやうし
→のち、たすかる。
という
ハッピーエンドの ギキョク(戯曲)であり、
内容が どう、
とかより
とことん!
見つくすために つくられた・ブタイ。
お客さんは、
富姫が羽おる、「工芸品のごとき打ち掛け」や、
ため息ものの所作
に
しびれていれば、
それでいい
目をうたがうほどの
さわやかさ、上品さに
目をこらしていれば
それでいい。
・・・・・・・
まんげきょう(万華鏡)の世界
なのだそうです
泣ける、と
ひょうばん(評判)の映画、
「永遠の0」。
ベストセラー小説を
ほとんど・そのまま
「映像化」した 作品です
家のおにいちゃんが 原作をよんでいて、
クリンたちも、夏に九州行った時、ちらん(知覧)を おとずれた
かんけい(関係)で、
みんなで、見に行こうか
ってことに なりました。
ものがたりは、
「優秀なゼロ戦パイロットが、
家族のもとへ帰るため、
『絶対に死なないぞ』って
固く決意してたのに、
最終的には、特攻して死んでしまう
(それは、何ゆえ)
を、孫が調べる」
と いうもの
「特攻隊のお話」ということで、
かんぐる・向きも ありますが、
平和のききゅう(希求)が
太いテーマ
であることは、
見れば、わかると
チットも言います
「泣けるかどうか?」
という点ですが、
ナゾが、とき明かされる・かてい(過程)で、
見ている人が すすり泣き、
ラストシーンでは
オエツ寸前 な人もいたので、
みやざきはやお(かんじ:宮崎駿)かんとくが
5年ぶりに作った、ジブリ映画
「風立ちぬ」
空へのあこがれを
日本のドロ沼時代と
交えて描いた
ふか~い作品で、
アニメ版だと
思ってたのですが、
ほりこし二郎その人に
大きなウェイトが おかれています
れきし(歴史)にくわしい・チットによれば、
「現実には別の人と結婚していて子どももいる」
とのことで、
ヒロイン・なおこ(菜穂子)との「軽井沢恋愛」や
かの女の死の部分は、
くっつけられた
小説のお話
この小説を ミックスすることで、
「戦前の知識人階級の立ち位置も
現れてくるし、
純愛って、こういうもんだ ってことも
新婚夫婦を通してわかる。」(チット談)
「関東大震災」や
「昭和恐慌」も
きょうみぶかく、
「高校生が見るといい内容」
と
ハナ息・あらかった、チット
昭和の東京の「街の描写」にかけては、
(よくぞここまで・・・)
と
かんしんするレベルで 再現されていて、
「隅田川の一銭蒸気」がかもしだす
うるわしの「東京風景」は
カラーな分だけ、
珠玉
http://kazetachinu.jp/prono.html
「宮崎さんの意気込みがすごい。
本当に創りたいものをつくったんだね。。」
と
おにいちゃんも、しんこく(深刻)なかおで
かんじ入ったのです
せんそう(戦争)を とり上げたことで、
まったく、
子どもをいしき(意識)してない、とか
「ゼロ戦・ロマン」にむすびつけて
と
色々言われているらしい、
ですが、
それが、おかどちがい(お門違い)だってことは、
あるていど
べんきょう・した人なら
「見りゃ・わかる」のだそうです。
はんどうさん(半藤一利氏)も、みやざきさんのこと、「天才だ」って、ほめてます
・・・・・・
クリン、
(てつどうが いっぱい出てきてすごいなあ)
とか、
(シベリアってお菓子、そういえば、あったな~)
とか、
そんなことばっかり、かんしんしちゃったから、
がんばって
べんきょうしなきゃな。。
って
おもいました
「金曜ロードショー」は、4週れんぞくで、
ジブリ映画
先週は、クリンの地元・たま(多摩)市が ブタイの
「耳をすませば」でした
クリンたちにとって、身近なけしきが まんさいの、
多摩っ子・しずくの
「青春物語」
そして、今週は
同じ、たま(多摩)市の「陰の部分」を
てらし出した、
このお話は、
タヌキたちが
たま丘りょうをあらす「宅地造成開発」を
やめさせようと、
人間を化かすため 一丸となる、
かなしくも
いじらしい
お話です。。
そして、クリンたち、「多摩ニュータウン」に住む者にとっては、
ただのエレジー(哀歌)では
すまされない、
「罪悪感」に 心みだされる
リアル・ドキュメントでも あります。
まさに、タヌキの住まい、
タヌキの かつやくの場。
「この辺のタヌキさんを
みんなで よってたかって・苦しめたんだ・・」
と
「山を削り、動物を追い立てて、人間たちは、自分に都合のいい街をつくった。」
と
タヌキがかたる
シーンがあります。
「野を返せ 山を返せ
里を返せ~~ 」(タヌキ)
ごめんなさい、タヌキさんたち・・
「レオナルド=ディカプリオ主演」で、
リメイクされた
「グレート・ギャツビー」
多くの取りまきに 囲まれながら、
その・すじょう(素性)を だれも知らない
若き 大フゴウ(富豪)のなぞが、
しだいに 明かされる。
という
ミステリーをふくんだ お話です。
映画版の見どころは、
ギャツビー邸における
ドハデ(派手)なパーティーの 「豪華絢爛」と
1920年代の アメリカの金もちの、
もちもの文化を
点けん(検)できる・点にあり、
「自分が思い描いていた、
ウエスト・エッグからイースト・エッグの対岸の眺めが
確かめられてうれしい」
と
よろこぶチットでした
ただ、
「レオのギャツビーはともかく、
トムとデイジーが
適役なのかはわからない・・
欧米人と日本人の 感覚の違いもあるのかも。。」
と
とまどい気味
イメージの中では
トムはもう少し 若く、品がよく
デイジーはもう少し はかなげで内気
何しろ、この作品のキモは、
はなもちならない・「無責任さ」と
「空虚さ」
を
冷たく見すかすことにある
だからこそ
うわべの
「柔らかな洗練」が きわ立っていて・ほしいのです
それに、何しろ、
とはいえ、
原作を知らなかった
クリンにとっては、
ギャツビーとデイジーの「再会シーン」は
(キャ)
ってかんじでした
「小説を読んでいない人にも通用させる、
そんな映画だね。」(チット談)
・・・・・
そうだね、チット。
昨日、父の日のおくりものとして
ウィスキーのこと 話しましたが、
あれは
「一般的な日本人のお父さん」向けの話です
世の中には、「ゴッドファーザー」と よばれる、
デンジャラス・父さんも
いる
そんな、「少数派」の父さんに
ピッタリ のお酒を、
クリンが おしえます
アマレットという、
アーモンド風味の
イタリアのリキュール・1を 加えれば、
「ゴッドファーザー」の 完成
生まれたカクテルは、
スコッチ・ウィスキーがベース
ってことに
なっていますが、
一家が「移民」なことを かんがえると、
アメリカン・ウィスキーをつかうのが、
「通」と言えます (ジャック・ダニエルとか。)
※ちなみに、ウィスキーをウォッカにかえると、
「ゴッドマザー」です
キブンはすっかり、「コルレオーネ」
2013年のアカデミーしょう(賞)は、
佳作ぞろいの 大こんせん(混戦)
その中で
8部門にノミネートされた、
「レ・ミゼラブル」が
メチャクチャ・イイよ と
お友だちのジェマちゃんが、泣いてすすめるので、
「フランス革命後」の時代の
ひさん(悲惨)な人たちの、くなん(苦難)の人生と
たましい(魂)をえがいたお話は、
「ああ無情」として、
日本でもおなじみ。
「人生、大変なことだらけだけど、
明日を生きよう」って、
映画は、
ミュージカルなので
じっさいのところ・うたいまくり
その「第九」のごとき・歌声が、
みんなの気もちを たかぶらせ、
泣かせます。
映画がブタイ(舞台)と ちがう点は、
「重厚な映像」を見せてくれるところで、
http://www.lesmiserables-movie.jp/
スクリーンの中には
いじょう(異常)なリアリティーが ありました
この映画は
・ミュージカルファンにとっては、プラスαを与え、
・本の読者には、リズミカルな本場の空気感を提供する。
と
クリンたち、話しました。
文芸ファンのチットにとっては
「ちょっと、あらすじっぽかった」
というのが
気になったみたいですが、
そういうこととは、別口の
すばらしい映画
ジャンバルジャンの、「葛藤」や「呵責」を
(もう一度読み直したい!)
って
今日は、「テッド」の公開日。
クリンが、
チットが
おしごとからかえるのをまって、
いっしょに、えいがかん(映画館)に
行きます
しゃべったり、
ダメオヤジ化したりする。」
と
おどろかれてる・「テッド」ですが、
(それのどこが、フシギなんだろう)って
クリンは思います。
<クリンの日常>
あいされれば にんげん(人間)になるし
30年、
うきよ(浮世)の風に さらされれば
くたびれる
そんなの、
クリンが、この作品、気にかかったのは
パンフレットに
との
文句があったからです
・・・・・
クリンも、しんゆう(親友)チットとは
30年来、、
(そして、今後
さんだー・ばでぃは・・)
いざ、たしかめん
以下・ネタばれがありますので、
これから見に行く人は、よんじゃダメ
ストーリーは、
35歳になったジョンと、テッドの友情が
ジョンの彼女との 三角関係で
ビミョ~なものとなり、
一時的に 二人は別居
テッドは、ストーカーに拉致されて
胴体がちぎれ 一回死ぬけど、
彼女が祈ってくれて
再びよみがえる
という
シンプルなもの
見どころは
テッドの、
ワイルド、かつ あいらしいうごきと、
くり出されるシモネタ
ちりばめられる、80年代テイスト
かと。
ラストは
の ハッピーエンド
なのですが、
かれらのダメンズぶりは なかなかすごく、
うちのチットは かえり道、
「テッドとジョンって、あれで、いい関係なのかな。彼女がイライラするのもわかる。
あ~、私、
本当にクリンでよかった
クリンはかわいくて賢いだけじゃなく、
信頼が置けるし、
尊敬できるもん。」
と
言いました。
あらためて
自分たち、さいこ~
ってことが
わかったのです
この映画は、
テッドとジョンみたいな、かんけい(関係)を きずいてる
友だち同士が、
「友情を再確認する」
ための 映画
みんなも、はずかしがらずに
おうちの くまちゃんたちと 出かけてください
チット・・
ホテル・ニューグランド
ここは
クリン家の人びとにとって、とくべつ(特別)な・ホテル
で、あります。
なぜなら、
「結婚会場」に えらんだ場所だから
ロケ地にもつかわれる、
「ここで、チットは
ウエディングドレスを着て、写真を撮ったんだよ。」
と、
式に出た、ジェマちゃんが
でも、
クリン、
式には呼ばれなかったな・・
よんでくれなかった・・
今でこそ、
固いきずな(絆)で 結ばれている、
クリンと、おにいちゃんですが、
当時まだ、クリンは おにいちゃんに、にんち(認知)されていなかったため、
チットは、
クリンを表ブタイ(舞台)に
出さなかったのです
ジェマちゃんのことばに、
思わず、
こみあげる・クリン
「でもさ、どんなに仲の良い友達でも、亀裂が入る時はあるよ。私も・・」
ジェマちゃんは、
クリンをなぐさめようと、
「年明け公開の映画の話」を
はじめました
<ted(テッド)http://ted-movie.jp/>
「少年は、テディベアのテッドを可愛がり、命が宿るように祈ると、
それが叶うのであった。以後二人は親友となり、
27年後も一緒。
いろいろあって、離れ離れの生活を送ることになるが・・」
ぬいぐるみでもないけど、
なぜか
わが身の こし(越し)方を
ほうふつさせる・ストーリーに
おどろきました
・・・・・
これは、
(※かんそうは のちほど。)
「誕生日のチットに、
るろうに剣心の映画をプレゼントしたら、よろこぶな」
と言って、
おにいちゃんは
チットをつれて 映画かん(館)に行きました
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html
<主演:佐藤健>
「思ったより全然良かった!
実写化の中では かなり良い仕上がりなんじゃないの?
ラストの薫のセリフが長いのを除けば、
文句ない」
という
えがお(笑顔)のおにいちゃんと、
なんか、
ボ~っとしたチットが
かえってきました
チット、、
ど・ど・ど、どうだった・・?
クリンがたずねると、
「いや~・・
剣心は剣心っぽかったし、
武井咲ちゃんの薫はよかったし、
ベテラン勢は、楽しんで役に入っていたし、
ガトリングガンの威力も分かったし、
戦闘シーンも悪くなくて、
飛天御剣流つかう場面が一つしかなかったけど、
明治の町の様子も見れて、
倉敷・近江八幡とか
好きな場所も撮影に使われてて、
時代考証は、例のごとく大石先生で・・」
と
エンドレス・チット
に、なって・しまっています。
・・・・・
だ・だ・だ、大丈夫・・
「原作の世界は守られていたよ。あーつかれた。」
言うだけ言って、
チットは
部屋に 行きました。
「るろうに剣心」は
学生時代に チットがはまった
せいしゅん(青春)の 一ページ
だから
「公開前」に
見るべきか、やめるべきか?
チットは なやんでいたのです
先日チットは、
「るろうに剣心、大河ドラマでやればいいのに
はしょらないで、真剣に作れば
人気出るよね。」
って
話していました
「結構面白いんだから、
視聴率なんか気にしないで、作ればいいのに。」
って
言ってます。
松田しょうた(翔太)の、「後白河上皇」が
クッソナマイキで、いいって
ほめてます
キャスティングさえ、はまってしまえば
るろうにも、大河ドラマに ふさわしい
十分長く、
テーマはおもく、
きずなも ふかい
ガトツも、いっぱい見られます
大河ドラマに
すべきです
昔、
「銀河鉄道の夜(猫版)」を見て、
おさな心に
アニメの「芸術的可能性」を 見出した・クリンたち。
今、ふたたび 同じスタッフが 同じ・ケンジ(かんじ:宮沢賢治)を、
「映像化するぞ!」と
はりきって作ったのが、
「グスコーブドリの伝記」です。
(現在公開中→http://wwws.warnerbros.co.jp/budori/)
ストーリーを
かいつまむと、
「冷害・飢饉で 家族を失った男の子が
さまざまな体験や
人との出会いのなかで 成長し、
火山局に勤め、
最後は いのちを投げ出して・みんなを救う。」
という
うつくしくも、かなしいお話
その中に ちょっと・こわさが ひそみます
映画は
ちゃんと そこらへんをおさえて
なお・ちょっぴり
別のお話の エッセンスを加えていました。
(↑宮沢賢治「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」)
より・アニメーションっぽい仕上がりになっています
映画の出来にかんしては
いろいろ・いけんが あるらしい。
でも
見た人と、あとで
サン(賛)や、ピ(否)を
かたり合う、
たのしみがもてる・作品です
<この話し合いに向いているカクテル:「コスモポリタン」>
(ウォッカ、クランベリージュース、ライムジュース、ホワイトキュラソー)
たぶん、
「原作」よんでみて
イメージをつくってから、
映画のせかいと にらめっこするのが
イイかんじ
さらに
ジブンも、せいさくチームに入った・つもりで
いけん(意見)するのが、上きゅう者
「よだかの星」や
「雨ニモ負ケズ」や
「グスコーブドリ」の ケンジには
ぎせいてき・せいしん(犠牲的精神)
っていうのが
ダイジなテーマだったんだ、ってこと
学んだのです
そして、おもいました。
・・・・・
おきゅうりょう(お給料)日前で、困ってる・おにいちゃんに、
今日は、
「金星が太陽の前を通過する」
という
世にもめずらしい・天体ショーが
あり、
先日、
はなのあたまに 穴があいたクリンは
きょうかん(共感)したり・してました
今月は、
「金環日食」、
「部分月食」、
「金星通過」などがかさなり、
人々の 宇宙ロマンが
しげき(刺激)されっぱなし
しかし
「宇宙の真理」を ときあかすため
なんと
あくま(悪魔)に、たましいを売りわたした男が
16世紀に、いたときき、
クリンはおどろきました
・・・・・
その名は、
ファウスト
目下、
そのファウストの映画が
公開されてる、ということで
うちのチットが見に行きました
http://www.cetera.co.jp/faust/
えいがを作ったのは、
ロシア人の、アレクサンドル・ソクーロフ。
「前に、昭和天皇の話を撮った、『太陽』の監督だよ。」
「太陽」で、
どくとく(独特)のせかいかん(世界観)に
かんしんしたチット
「ファウストみたいに難しい作品を
どう映画化するのか、観てみたい。」
と言い、
同じように
昔、本よんだけど、ザセツ(挫折)しちゃった・お母さんをさそって
出かけたのです
<日本人の多くをザセツさせた、ゲーテおじさん>
とちゅうで 気がついたけど
映画は、
「ゲーテ作のファウストの映画化」ではなく
「実在のファウストを
伝説に基づいて、ソクーロフが映像化」
したものであり、
そこに
ゲーテのストーリーは
あまり見当たりませんでした
あくま・メフィストフェレスも
出てきませんでした。
「かわりに、高利貸しのマウリツィウスが
悪魔の役やってた。でも斉藤洋介さんに似てて・・」(チット談)
えいぞう(映像)が
ゆがんだり、
「絵画的」だったりするのは
ソクーロフらしい。
しかし
ゲーテさながらに
さいぶ(細部)をひょうげん(表現)しすぎちゃって、
グロい・・
「中世ヨーロッパの
汚くて、死と隣り合わせの
人間の暮らしぶりを 2時間見せられて、
げんなり・・」
見おわった後のランチに
モロ・しっぱいした、チット
しかし
マルガレーテ役の女ゆう(優)さんの
かがやくばかりの
肌の白さに
全体として すくわれるものがあった
と、話していました