絵画の本しつ(質)を つきつけた、
海岸の美人画 (ビセンテ・パルマローリ・ゴンザレス「手にとるように」)
それ以外にも
今回の「プラド美術館展」で
印しょう(象)にのこった
作品があるので、
いくつか あげていきたいと
思います
まず、思わずハガキを買ってしまった、ピーテル・フリスの
「冥府のオルフェウスとエウリディケ」。
死んだ・つま(妻)に
会いたくて、
じごく(地獄)にむかえにいく夫
じごく(地獄)の ごう(轟)音が きこえてきそうな、
おそろしい絵です
(・・・この赤いバケモノ、何なの)
そして、
ヒエロニムス・ボスの
「愚者の石の除去」 という絵。
「頭の中の小石が成長すると、愚か者になるから、とったほうがいいよ。」
と ウソをついて
ニセ手術をする、
わるいやつら。
絵の下の金色のカリグラフィには、
「私の名前は『騙されるお人よし』です。」
と
バカにしたかんじで かかれています
そして、ヤン・ファン・ケッセルという人が描いた、
連作・「アジア」も
すごい。
まるで、「白亜紀?」な
きょうりゅう(恐竜)っぽい・どうぶつや、
空とぶ・トビウオが
いたりして、
当時のヨーロッパ世界が、
東方を どう見ていたかが わかります
ほかにも、スモモとサワーチェリーの小品 など、
美しさ・きわまれり
な
名作もあり、
平日の午前中でも、たいへんなこんざつ(混雑)でした。。
(※ひとつの絵を、6・7人が見てる状態)
有名びじゅつかん(美術館)は、「いつ開館したか?」ということが、
作品ぐん(群)の こうせい(構成)に
かかわってくる、
とのことですが、
「プラド美術館」は
フェリペ2世と 4世が
あつめたコレクションが
メインなので、
ゴヤとか
ベラスケス、
エル・グレコなどを見ると
いいそうです。
カトリックのエッセンスが たっぷりなのに、
生ぐさいほど
人間的な 作品の数々・・
プラドびじゅつかん(美術館)展の おみやげは、
「動物の油脂」という
いみ(意味)をもつ、
スペインの郷土がし(菓子)、
「マンテカード」が、ベストなせんたく(選択)です (※ラードで練られたクッキーです)