広島旅行でも、アンデルセン本店
を おとずれましたが、
そもそも
うちのチットは、「アンデルセン童話」のファンです
いろいろ好きなお話があるのですが、いちばんのお気に入りは、
「しっかり者のスズの兵隊」です
それは、
こんなお話・・ (あらすじ、いきます
)
あるところに、片足しかない、すず(錫)の兵たい(隊)さんが
いました。
たん(誕)生日のプレゼント
として、小さな男の子におくられた
おきものの兵たい(隊)さんは
全部で25人いましたが、
その中でただ一人
足が片方しかない不良品
それが、主人公の兵たい(隊)さんです
兵たい(隊)さんがおかれていた部屋には、「紙人形の踊り子さん
」
も
いました。
いつも、足を高々と上げている
おどり子さん
は
とてもキレイで、
兵たい(隊)さんは
ひとめで、
彼女が好きになりました
(・・・あの娘も、僕と同じで、片脚しかないんだな)
と
兵たい(隊)さんは思い込み、
「これは、運命の相手!是が非でも、お嫁さんにしなければ
」
と
心に決めてしまいます
そんな、ある日のこと・・。
まど(窓)辺におかれていた
兵たい(隊)さんは、
うんわるく、
そこから てんらく(転落)
家の外のどうろ(道路)に、げきつい(撃墜)してしまいます
おまけに、外にいたワルガキどもにつかまり
、
ボートにのせられ、どぶに流され、
海まで出てしまうのでした
・・
しかもそこで
魚に食べられちゃって
間イッパツ
というところで・・
その魚を釣り上げた「漁師」の手から、
きせき(奇跡)的に、もといた家にもどされたのでした
命からがら・たどりついた、もとの部屋には、
彼のあいする
おどり子の人形が
まっていました
兵たい(隊)さんは おどり子さんを
見つめ、
おどり子さんも 兵たい(隊)さんを
見つめる、
つかの間のしあわせ・・
しかし、ハッピーエンドをきたい(期待)した・次のしゅん(瞬)間
兵たい(隊)さんは、
男の子の気まぐれにより、
だんろ(暖炉)の中に、投げ込まれてしまったのです
・・・・・・・
兵たい(隊)さんは、
自らの
さいごの時を
じかく(自覚)しながらも、
おどり子さん
への あつい気もちをむね(胸)にもやし
もえさかる・炎の中から
おどり子さんを
見つめました。
そのとき
ドアが開いて、風がまいこみ、おどり子さんの紙の体が、ふわりと
宙に
うきました
そして、
だんろ(暖炉)の中まで とんできて、
兵たい(隊)さんとともに、火に包まれたのです
おどり子さん
の紙の体は、あっという間にもえつきて、
兵たい(隊)さんのスズの体も、徐々にとけていきました
・・・・・・
二人は
すっかりもえつきてしまい、、
あくる朝
だんろ(暖炉)を見ると、
灰の中に、ハートの形をした 小さなスズのかたまりが
のこっていました。
おしまい。