先日、津和野銘菓の「源氏巻」を いただいたのですが、
島根県で元禄時代から作られているという・この、カステラあん巻き
。
その箱書きを読んでみたら、
このお菓子のすごい由来が 書いてありました👀
「頃は元禄十一年、赤穂の浅町内匠守の刃傷が起きる前のことです。
当時の津和野藩主、亀井滋親公が勅使接待役を命じられ、吉良上野介に典儀故例の指導を受けていましたが、浅野同様、数々の辱めをうけて大いに憤り、吉良を斬って自らも自害する決意をしました。
それを知り、国家老多胡外記が、御家の一大事と早速吉良家に進物を贈りつけたところ、吉良の態度は一変、殿様は無事大役を果たす事ができました。
その時の進物、「小判を包んだ形のお菓子」が源氏巻の原型になったということです。
津和野を救った縁起の良いお菓子として、広く親しまれています。」
つまり、あの
『忠臣蔵』で知られる・赤穂事件の前に、
吉良上野介義央にいじめられていた・別の藩主(浅野内匠頭長矩以外の殿様)が存在した
というのです
つわのはん(津和野藩)は、吉良に「袖の下」を贈り、
これ以上因縁をつけられないようにしたという・・
今まで、数限りなく・論じられてきた、
「浅野内匠頭と吉良上野介、どっちが悪いやつなの!?」っていう・論争・・
クリンたち都民だし、なんとなく・吉良上野介は本当は悪くなかったんじゃないか
って思いたかったけど・・
遠くはなれた・津和野藩で、このような歴史的証言をするお菓子が作られてしまっていては、
もう、かばいようもありません
というわけで、忠臣蔵論争は「浅野はやっぱり悪くない。吉良が悪人」
という・裏付けがとれちゃったこと、ここに ご報告申し上げます🐻
(なお、史実ではない場合が、あります)