With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

いつまでも

2005年05月15日 | Band
今日はバンド「The JetSet」のリハ。

強力助っ人ギタリストさんは、今日もすごいギターを持ってきてくれた。
一本は、リッケンバッカー360-12V64。ジョージ・ハリスンが映画「ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」の中で踊りながら弾いていた(かっちょ良かった)ギターのリイシュー・モデル。
そしてもう一本は、グレッチのカントリー・ジェントルマン63年モノ。
エド・サリバン・ショウの「Till There Was You」でのプレイが自分にとってはとっても印象的なギター。この2本の音が後ろから聞こえてくるだけで、非常に豪華で幸せな気分になってくる(笑)。

素朴な疑問で、エレキ・ギターの寿命ってのは、どのくらいのものなんだろう?。
そもそも寿命なんてものはないのかも知れないけど…。
ピック・アップの磁力が云々とか聞いたことあるけど、あまり周りで「ギター、死んじゃった」なんて会話は聞いたことがない。いずれにしろ、63年の自分が生まれるずっと前に生まれたこのグレッチのギターは、現役バリバリのいい音を聞かせてくれた(メンテも大変ねんでしょうね!)。

愛情持って、弾いて、メンテされてきたギターは、弾き手がいなくなっても生き続ける。

埼玉にある、ジョンのギター達は、今でもあの音を奏でてくれるんだろうか?。と、つまらないことを考えてしまった(笑)。もちろんジョンが弾いてこそのあの音なんだけど…。
ポールがもし来年来日して、前回行った高尾山ではなく(渋いとこ行くよなあ)、これまたもし、「ジョン・レノン・ミュージアム」に行ってあのギター達を見たらどう思うだろう。
リッケンバッカー325やエピフォン・カジノ…。あの時代を一緒に駆け抜け、自分のヘフナーと一緒にいつも身近にあったギター達…。

スタジオで元気で艶やかな音を響かせてくれる、63年生まれのカントリー・ジェントルマンの音を聞いていたら、そんな妄想に耽ってしまった(笑)。

ロレッペ:「あんた、ちゃんと練習に集中しなきゃだめじゃん!」
     「失礼しました…。」
(C)Danny Nakagawa