桜が咲き始めた頃、一躍有名になった奈良の騒音オバサン。ブログで書こう、書こうと思いながらついつい時間は経ち、ピアノマンや、レッサー・パンダのブレイクで、すっかり忘れ去られた感がある。でも書く(笑)。
「引っ越し!、引っ越し!、さっさと引っ越しー!。引っ越し!、引っ越し!、さっさと引っ越し!、しばーくぞ!。」と布団を叩きながらわめくあのフレーズが、妙にリズムに乗ってて可笑しかったけど、可笑しかったで済まされないのは近隣の人達。ちょうど自分も同じ目に遭ったことがあるのでよくわかる。
昔家族と短い間住んだ、千葉のマンションに「騒音オバサン」が住んでいたのだ!。しかも隣に(涙)。見た目も奈良の騒音オバサンと良く似てた(フラッシュバック!)。
それこそテレビの中のできごとと同じで、24時間、窓辺からラジオを大音量で鳴らし、こちらがベランダに出てこようものなら、すぐに出てきて「私に何の恨みがあんのよ!、引越しなさいよ!」とわめき散らす(こわー)。布団だって、余裕で何時間も叩きまくる。とにかく周囲が少しでも音を立てようものなら、髪を振り乱しながら「何の恨みがあんのよー!」とわめき散らしていた。当時、警察はまったく動いてくれなかった。
うちの母親は、中村玉緒みたいなキャラだったから、完全にながしてたけど(笑)、それ以外の周囲の部屋の人達は、完全にノイローゼ気味になっていた。
そんなある日、17歳の少年が、うちの目の前の非常階段から飛び降りて亡くなるという事件が起きた。調べに来た警察官曰く「少年が『騒音オバサン』にやられたと言って息を引き取りました…。」と。
何!、とうとうオバサンやりおったか!、とばかりに住民は色めきたった。結局オバサンにはアリバイがあって、お咎めは無かったのだけど、この事件がきっかけでマンション住民が団結し、というか怒りが爆発し、オバサンを引っ越させようということになった。オバサンのダンナをマンションの会議室に呼び出して、皆で説得というか、引越しを強要した(笑)。ダンナは憔悴しきっていて、消え入るような声で「申し訳ありません…。」と繰り返すだけだった。たぶん、どこへ行ってもオバサンは同じ事を繰り返してきたのだろう。ダンナと娘さんは本当に気の毒だった。
住民パワーの勝利で、騒音オバサン一家は引っ越して行った。ようやく、これまでの地獄が嘘のような、平穏な日々がやってきた(いやいや大げさでなく)。
テレビの騒音オバサンの顔つきを見てもわかるように、これは病気だから、素人の近隣住民が治せるものでもないし、全国いたるところで騒音オバサンは存在して、こんなイザコザは起こってるんだと思う。奈良で逮捕されたオバサンも、テレビではちょっとコミカルに放映されてたけど、実際に被害にあった方としては笑えなかった。
オバサンはどうでもいいとしても、運悪くとなり近所に住んでしまった住人にとっては、もう不幸意外の何物でもない(笑)。うちは当時社宅扱いの賃貸だったから気持ち的にまだ楽だったものの、周りの、部屋を購入した人たちはマジで泣いてた。
この一件のおかげで、自分はマンションとか集合住宅に入ることに、今だに強い抵抗がある。買うときは隣近所含めて、よーく確かめないと。まあ一戸建てでも同じかも知れないけど。
自分達が追い出した、あの騒音オバサン、その後どうなったのか、あの少年の事件の真相ももうわからない。とりあえずまだ、新聞やテレビで顔を見てはいない。
神奈川の海の見える地域の、一軒家に住んでいるという…。
写真は今日新しく支給された携帯!。少し新しいモデルになった。
「引っ越し!、引っ越し!、さっさと引っ越しー!。引っ越し!、引っ越し!、さっさと引っ越し!、しばーくぞ!。」と布団を叩きながらわめくあのフレーズが、妙にリズムに乗ってて可笑しかったけど、可笑しかったで済まされないのは近隣の人達。ちょうど自分も同じ目に遭ったことがあるのでよくわかる。
昔家族と短い間住んだ、千葉のマンションに「騒音オバサン」が住んでいたのだ!。しかも隣に(涙)。見た目も奈良の騒音オバサンと良く似てた(フラッシュバック!)。
それこそテレビの中のできごとと同じで、24時間、窓辺からラジオを大音量で鳴らし、こちらがベランダに出てこようものなら、すぐに出てきて「私に何の恨みがあんのよ!、引越しなさいよ!」とわめき散らす(こわー)。布団だって、余裕で何時間も叩きまくる。とにかく周囲が少しでも音を立てようものなら、髪を振り乱しながら「何の恨みがあんのよー!」とわめき散らしていた。当時、警察はまったく動いてくれなかった。
うちの母親は、中村玉緒みたいなキャラだったから、完全にながしてたけど(笑)、それ以外の周囲の部屋の人達は、完全にノイローゼ気味になっていた。
そんなある日、17歳の少年が、うちの目の前の非常階段から飛び降りて亡くなるという事件が起きた。調べに来た警察官曰く「少年が『騒音オバサン』にやられたと言って息を引き取りました…。」と。
何!、とうとうオバサンやりおったか!、とばかりに住民は色めきたった。結局オバサンにはアリバイがあって、お咎めは無かったのだけど、この事件がきっかけでマンション住民が団結し、というか怒りが爆発し、オバサンを引っ越させようということになった。オバサンのダンナをマンションの会議室に呼び出して、皆で説得というか、引越しを強要した(笑)。ダンナは憔悴しきっていて、消え入るような声で「申し訳ありません…。」と繰り返すだけだった。たぶん、どこへ行ってもオバサンは同じ事を繰り返してきたのだろう。ダンナと娘さんは本当に気の毒だった。
住民パワーの勝利で、騒音オバサン一家は引っ越して行った。ようやく、これまでの地獄が嘘のような、平穏な日々がやってきた(いやいや大げさでなく)。
テレビの騒音オバサンの顔つきを見てもわかるように、これは病気だから、素人の近隣住民が治せるものでもないし、全国いたるところで騒音オバサンは存在して、こんなイザコザは起こってるんだと思う。奈良で逮捕されたオバサンも、テレビではちょっとコミカルに放映されてたけど、実際に被害にあった方としては笑えなかった。
オバサンはどうでもいいとしても、運悪くとなり近所に住んでしまった住人にとっては、もう不幸意外の何物でもない(笑)。うちは当時社宅扱いの賃貸だったから気持ち的にまだ楽だったものの、周りの、部屋を購入した人たちはマジで泣いてた。
この一件のおかげで、自分はマンションとか集合住宅に入ることに、今だに強い抵抗がある。買うときは隣近所含めて、よーく確かめないと。まあ一戸建てでも同じかも知れないけど。
自分達が追い出した、あの騒音オバサン、その後どうなったのか、あの少年の事件の真相ももうわからない。とりあえずまだ、新聞やテレビで顔を見てはいない。
神奈川の海の見える地域の、一軒家に住んでいるという…。
写真は今日新しく支給された携帯!。少し新しいモデルになった。