With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

妄想アルバム

2005年11月29日 | Beatles
2000年頃発売されたブート・アルバム「GIVE APPLE A CHANCE /
 The Beatles 1971」。

ビートルズが解散せず、1971年も活動を続けてアルバムを出していたら…というコンセプトで編集されたアルバム。

珍盤と言えば珍盤だけど、発売当時はその手の雑誌で特集が組まれたり、すぐに完売してプレミアがついた、というまさに珍盤!。
未発表曲なんか全然ないけれど、一曲、一曲を徹底的にリマスタリングして音質を向上させていたこと(当時は、ジョージやジョンのリマスター盤も出てなかった)や、曲間を巧みに繋げたり、効果音を挿入したりして、あたかもビートルズが作りそうなアルバムに仕上げてあったコトが人気の要因だったような気がする。

レコード盤をマスターにしているのか、すごく低音が豊かな印象で、「My Sweet Lord」なんかそのウォール・サウンドっぷりに鳥肌が立ったくらいだった。ポールの曲なんかは、今だに、このアルバムに入っているテイクの方が音がいいと思う。

最近でも部屋にいる時なんかは、このアルバムを流してることがあるけれど、このアルバム…、なんだか中高生の頃に自分でソロ時代の曲をカセットに編集して、擬似ビートルズのアルバムを作ってた気分をよみがえらせてくれて楽しい。ビートルズ・ファンなら誰でもやったことがあると思うけど(ないか…)。
当時だったら「フラワーズ・イン・ザ・ダート」や「クラウド・ナイン」の曲とか、ジョンやリンゴだったら、いつも同じ曲だったっけ(笑)。

そんな中坊が作ったカセット・アルバムみたいなもんに金出すか?、と思ったけどしっかり大金払って買ってしまった…
でも、「凝り凝り」度が高く、お気に入りの一枚。

GIVE APPLE A CHANCE / The Beatles 1971 - HAL:B-001

SECTION-1(PEACE SIDE)
01. GIVE PEACE A CHANCE(POWER EDITION)
02. ANOTHER DAY
03. COLD TURKEY
04. MAYBE I’M AMAZED
05. APPLE SCRUFFS
06. POWER TO THE PEOPLE
07. HAPPY XMAS

SECTION-2(LOVE SIDE)
08. RAM ON
09. INSTANT KARMA
10. MY SWEET LORD
11. IT DON’T COME EASY
12. JUNK
13. OH YOKO
14. BACK SEAT OF MY CAR
15. SUICIDE