With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Revolution  take… your knickers off! / The Beatles

2009年02月20日 | 西新宿系
出る、出る、と噂されながら、なかなか出なかった一作がとうとう店頭に並んでました
「Revolution  take… your knickers off! / The Beatles」

ついに日の目を見た「Revolution #1」の11分にも及ぶフルバージョン!

1968年5月30日に開始されたホワイト・アルバム・セッションの一番最初にセッションされたこの曲。

レコーディング・セッション記録本「COMPLETE RECORDING SESSION」にも

「~後半6分は全くの混沌。~耳障りなインスト・ジャムに大音量のフィードバック。~ジョンは繰り返し「Alright!」とどなり、~「You Became Naked(裸になりなさいよ)」等々、尋常でないことを口にするヨーコ・・・。」
なんて記載のあったこの曲が遂に聞けた

噂の段階では、11分つったって、ダラダラとテープを回し続けてるようなシロモノなんだろうな、くらいにしか思っていなかったら、嬉しい方向に裏切られた!

すごいですコレ・・・。ぶっとんでる。ジョンが。
後半のパートのほとんどが「Revolution 9」に流用されたものの、まるで別の「音」に聞こえる。この11分こそが真の「Revolution」の姿なんだろうな、という感じ。
世が世なら、きっとこのままの姿でリリースされてたんだと思う

それにしてもアルバム最初のセッションがいきなりコレ。恐るべしビートルズ。
ますますビートルズがテープに刻みつけた音の全てを聴いてみたい、という欲求が高まってしまった・・・

とりあえずこの1曲が入ったディスク1ばかりを今聞いてオリますが、ディスク2には、ポールとバッド・フィンガーによる「Come And Get It」セッションがまるまる21トラック、26テイク収められているので、こちらもものすごく楽しみ

いやあこのセッションが行われた1968年。
おととい見たクラプトンがクリームでバリバリだった一方で、スタジオではビートルズがこんなすごいレコーディングをやっていた・・・、さすがサマー・オブ・ラブ、すごい時代だ・・・。


Revolution Take.... Your Knickers Off! / The Beatles
(His Master’s Chice : HMC06)  Y5980

Disc 1:
1. Revolution #1 (11:32 / Complete version!)
2. Revolution
3. Across The Universe
4. Dear Prudence
5. Julia (instrumental)
6. Julia
7. Julia
8-15. Step Inside Love

Disc 2:
1-21. Come and Get It (takes 1-26)
22-31. No Escaping Your Love (takes 1-11)