所沢のブックオフで見つけたバーズの「昨日より若く」
2003年リマスター音源使用の紙ジャケ。
よく見かける「ミスター・タンブリンマン」や「ターン・ターン・ターン」じゃないし、旧規格盤しか持っていなかったのでゲット。
650円也。
こうやって買い替えを進めて行くうちにどんどん増えていく同じタイトルのCD達。
いくらスリムケースに入れ替えようともいずれ棚からあふれ出すことは目に見えているので、自分だっていつまで生きるかわからないし、そろそろ紙ジャケを残してダブリ盤の処分も検討しなくちゃだなあ。
被せ帯付き。2012年版の紙ジャケの方が出来がいいそうだけどまぁ。
ギターがあんまりフューチャーされてない演奏からも皮肉がたっぷり感じられる「So You Want To Be A Rock 'N' Roll Star」で幕を開けて、
フォーエバー・グリーンな(笑)「My Back Pages」を含み、
クラレンス・ホワイトも参加の「Why」で幕を閉じるお気に入りの一枚
(Why・・・このエンディングに収録されたテイクは個人的には不完全燃焼なというか、デモ?みたいな演奏に聞こえ、正直今でも好きになれない)。
まだまだずっと若いころは「Everybody's Been Burned」を聞いて、なんて暗い曲なんだ、ビート・バンドのアルバムにふさわしくない!、とスキップして聞いていたのに
40もとっくに過ぎた今ではD・クロスビーの憂いを秘めた歌声、R・マッギンのギター(ノン・エフェクトでのあの音色がたまらない)そして詩。
この時代を鮮やかに表現した一曲で、アルバムの中でもきらりと輝く宝石のような存在に思えてくる。
自分の好きなフォーク・ロック期のピークと言えるアルバムですね。