
レココレ10月号の新譜情報を見て、アマゾンのリストに入れっぱなしにしてあった1枚。
ユニオン池袋店で未開封品が中古盤としてお安く販売されていたのでしめしめとゲット。
2年前にはリリースされていた模様。
初期メンバー、ロン・グリフィス提供の1966年6月7日、「The Iveys」名義でのライブ音源。

リストを見てもわかるように全曲カバー。
ジェイムス・ブラウン、スモール・フェイシズ、スペンサー・デイビス・グループ…

プリンタブルなCD-Rに印刷した様な簡素なレーベル…
当時の他のバンドのアルバムやライブリストを見ても思うけど、リリースからさほど時間の経ってないほぼ同世代のバンドの曲をカバーするものなのかな。
今的な感覚だと理解しずらいけど、時の流れが今よりずっと早い時代だからクラシック化するのも早かったのかも。
録音も予想していたより全然良くて十分演奏に没頭できるレベル。
ジャケット写真みたいにちょっとモッサリとした演奏だけど(笑)、さすがに素晴らしいコーラスワーク。

一応元ネタ
Young BloodのコーラスなんてとてもBadfingerぽい。
それにしてもこのR&Bな選曲はTony Visconti
のプロデュースによってセンチメンタルなアレンジを施されたデビュー・アルバムの印象とは大きく異なるもの。

パワーポップの始祖的なBadfingerのイメージも変わってきそう。
「vol.2」もリリース予定とのこと。