チャーリーが亡くなったからというわけではないけれど、
ここ最近は車でも部屋に戻ってからもストーンズを聞くことが多い。
チャーリー個人としては時代を象徴するロックスター、というタイプの人ではなかったけれど、それでも特別な存在だったと感じている人は多いのではないだろうか。
音源仲間からシェアしてもらった91年のチャーリー・ワッツ・クインテットのライブ音源。
ちゃんとCD-Rに焼いて、ジャケットも再生してスピーカーから聞く(マメ!)。
絵本をベースにしたライブだという予備知識なしに聞くと、バーナード・ファーラーのナレーションが入るライブ構成にものすごく違和感を感じてしまうだろう。
でもチャーリーのアナザー・サイドの活動を知れる好ライブ盤。
JAZZ界隈での存在感はいかほどだったのだろう。この録音からはストーンズのファンが大勢詰めかけている様子がうかがい知れる。
2019年、チャーリーのストーンズとしての最期の演奏を収めた、LHからリリースされたタイトルは訃報が流れたあと完売してしまい聞けずじまい。
すぐに再発されるかな~と思いきやその兆候はなし。
自分が最後にチャーリーの演奏を聞いた2014年3月6日の東京ドーム公演。
私家製ブート(笑)はあるものの、低音が回りまくって何度も繰り返して聞けるシロモノではないので、7年経ったタイミングであらためてDACからの「306」をゲット。
イヤモニ、オーディエンス録音のマトリクス音源で(誰のイヤモニかは自分はわからないけど)、ほぼサウンドボード並みに楽しめる。ホタイさんの部分もそのまんま収録してあるんだ(笑)。
当時ドームで久しぶりのストーンズと対峙した時、2006年来日時と比べてもメンバーみんな、見た目も演奏も歳とっちゃったな~という思いを強くしたものだった。
でもそんな2014年のストーンズにおいても、この録音からはミックとチャーリーがグイグイとバンドをリードして行ってる様子が記録されていてとても嬉しい。
有名どころでないライブ盤もコツコツと聞いてみようと思う。