4年前、ライフの曽世さんと柏進さん+日替わりゲスト、
というコンパクトな公演がありまして。
曽世さんが陽子さん、柏さんがマリカちゃん、と
どちらも女性を演じます。
1・2・3とあって、初演の時は2が観られなかったんですよね。
再演の今回は、気合入れて3バージョンコンプしてきました
初日は祝日マチネだったのですが、
さぁ出かけよう、と玄関を開けると、雪!!
「えっ?!」って言っちゃいました
雨の予報ではありましたが、まさか雪が降るとは!!!
一瞬躊躇しましたが、積もらないと信じてヒールで出かけましたよっと
1st contactは陽子さんのネイルサロンでのお話。
売上が伸び悩んでいて、オーナーからは怒られ
バイトの子は「どうせお客さん来ないじゃないですか」とスマホをいじったり電話したり…
暗~い感じの女性のお客さんに
「あなたみたいに1人でたくましく生きてる人って憧れます」とか言われて
「あなたも強く生きていけるわよ」と励まそうと思ったら
「来月結婚するんです。彼がネイルぐらいやっておいでって…でも、もういいです」
と何もせずに帰って行かれたり。
でも、最後にやってきたギャルの子に「おばちゃん」呼ばわりされながらも
「おばちゃんちょーカッケーじゃん!仕事しててぇ、何でも話せる友達1人いてぇ。
ちょーうらやましいんですけど!」
なんて言われて、ちょっと元気を貰う、そんなささやかな日常を描いたお話。
陽子さん以外の役を柏さんが入れ替わりで演じます。
3人目の出演者の森山栄治さんは、完全にアドリブで
柏さんとお話を進めていきます。
今回はギャルの子の彼氏役、という設定。
「歌しりとりやろうぜ」なんて遊ぶ2人のやりとりが可笑しくて可笑しくてwww
顔歪むほど笑っちゃいました
曽世さんの陽子さんは、包容力のある大人の女性で、
ネイリストという役所だけあって、所作がとてもキレイ。
初演の時も、ネイルやりたくなったことを思い出しました。
やったことないけど
陽子さんの悩みとか、すごーく共感できて
ちょっと心が痛くなりますが、
でも最後には温かい気持ちになれる作品でした。
小規模の公演なので、パンフのサイン会なんてものがあって、
サインいただいてきましたよ~♪
でも、こういう時に気の利いたことが言えないのよねぇ
アレですね。
食事に行って「いかがでしたか?」って聞かれて
とっさにナイスなコメントが出てこないのと同じですね。
後から言葉にするのは、どうとでもなるんですけどねぇ~。
2ndの感想に続きます。