シルヴィ・ギエムとアクラム・カーンの「Sacred Monsters」
という舞台をシャンゼリゼ劇場で観た。
バレエ色の色濃く残るモダンではなく、全くのコンテンポラリーの作品。
シルヴィ・ギエムは100年に1人とも言われる元パリオペラ座のエトワール。
アクラム・カーンはインド古典舞踊のダンサー・振付家
(ということを今回知った)。
昔、バリシニコフと玉三郎とかがコラボレーションしていたけれど
お互いに全く異なるジャンルで一流の人たち同士って
何かやりたくなるんだろうな。
自分もコンテンポラリーダンスを踊っていたこともある割には
観客として見るとコンテンポラリーの作品は
「どこかで見たことある(けど古典ほど普遍性もない)」か
「新しいことをやろうとしているけど、それだけで作品としては退屈」
ということが多い。
が、この作品は古典を極めたふたりがコンテンポラリーの
表現の自由さを取り入れて今の時代に創った作品
という感じがしてわくわくしながら見た。
個人的には作品冒頭のギエムのソロはギエムのオーラ以外
作品としては大して感じることのないものだったけれど
それ以降は全体的には見入ってしまい
休憩なしの80分足らずがあっという間。
舞台美術と衣装もいいなぁと思ったら両方日本人の作家だった。
彼らがそれぞれ子供のときや過去のダンサーとしての
エピソードを話す場面も掛け合いが楽しい
(ギエムはいかにもパリジェンヌな英語で話していた)。
同じ振りを踊っても質感が全く異なるふたりだけど、
その違いが舞台全体の表現を豊かにしていた。
という舞台をシャンゼリゼ劇場で観た。
バレエ色の色濃く残るモダンではなく、全くのコンテンポラリーの作品。
シルヴィ・ギエムは100年に1人とも言われる元パリオペラ座のエトワール。
アクラム・カーンはインド古典舞踊のダンサー・振付家
(ということを今回知った)。
昔、バリシニコフと玉三郎とかがコラボレーションしていたけれど
お互いに全く異なるジャンルで一流の人たち同士って
何かやりたくなるんだろうな。
自分もコンテンポラリーダンスを踊っていたこともある割には
観客として見るとコンテンポラリーの作品は
「どこかで見たことある(けど古典ほど普遍性もない)」か
「新しいことをやろうとしているけど、それだけで作品としては退屈」
ということが多い。
が、この作品は古典を極めたふたりがコンテンポラリーの
表現の自由さを取り入れて今の時代に創った作品
という感じがしてわくわくしながら見た。
個人的には作品冒頭のギエムのソロはギエムのオーラ以外
作品としては大して感じることのないものだったけれど
それ以降は全体的には見入ってしまい
休憩なしの80分足らずがあっという間。
舞台美術と衣装もいいなぁと思ったら両方日本人の作家だった。
彼らがそれぞれ子供のときや過去のダンサーとしての
エピソードを話す場面も掛け合いが楽しい
(ギエムはいかにもパリジェンヌな英語で話していた)。
同じ振りを踊っても質感が全く異なるふたりだけど、
その違いが舞台全体の表現を豊かにしていた。