はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

ごみ

2011-05-12 13:30:55 | Weblog
私の在住の市では普通ごみ(日本でいう可燃ごみ)と
資源ごみの2種類のごみの回収がある。
が、資源ごみに関しては紙、缶、プラスチック
すべて一緒に同じゴミ箱で回収する。

H曰く、フランスではまだリサイクルが根付いていなく
資源ごみ、というカテゴリーがあるだけでも進歩だ、
日本みたいな分別収集は現時点ではフランス人には
細かすぎて無理なんじゃない、とのこと。
たしかに、これだけ簡単なのにマンションの普通ごみをみると
資源ごみがたくさん混ざっていたりする。
そういえば義理の両親がうちに来ても、
資源ごみ用のゴミ箱は無視している。

ドイツ人の友人とふたりでフランスの人が平気で
資源ごみを普通ごみとして捨てること、分別しないこと
に関して嘆いていたのは数年前だが今もその状況は同じ。

地域によっては資源ごみの回収、リサイクル施設が
まだ整っていないため、住人の手前資源ごみとして
回収するものの、実はリサイクルされることなく
処理されている地域もあるとかないとかいう
ちょっとありそうな噂もあったりする。

ごみといえば、吸殻も普通はポイ捨て。
フランスで携帯灰皿を持っている人は
来仏中の私の父以外に見たことがない。

きっちりしている、きれい好きな日本人の憂い。