元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

応急手当

2012-08-13 23:13:59 | 身体
ちょっと身体の調子が良くないかな~と思いつつ、京都に行ってきました。
いつもは元気な私ですが、年末年始、お盆の休みに入ると体調を崩す事があります。

京都行きのお目当ての蕎麦屋に行き、甘味処をはしごした後・・・・・
やっぱり胃痛が。
過去にも何度かありまして、陣痛のような痛みが繰り返され、救急で病院へ行き、点滴パターンでした。
甘味処を出て、探すは 
「パパ! 薬局か病院・・・」
運の良い事に、すぐに救急病院がありました。
お腹を抱えながら座り、主人は受付へ。
そのうち、『顔面蒼白』・・・になっていたでしょう。自分の見える手は蒼白・・・
あらら、
『血圧が下がってきたぞ~はい、寝ます。』 受付から帰って来た主人を足元へ招き、
『足を上げる』 症状が、やや緩和。

看護婦さんが血圧計を持ってきて、「あらら、血圧が下がっているわね~」

『やっぱり、そうでしょう~』 その後、点滴しながら、血液検査と、念のための腹部CT検査。
『あ~良かった。これで健康診断に行かなくてもいい~』と、この辺から点滴が効き始め、痛みも低下。

オリンピックと同じように、4年に1度ぐらいの頻度でやってくるこの症状・・・
予測通り、いつも通り、大したことはないのです。
胃の活動が低下し、食べた物が消化されず、お腹に貯まった状態での腹痛。
それだけ!?と思うのですが、これが激痛で、ショック状態に。
まるで、身体が「定休日!」の看板を出すかのようです。
今夜は おとなしく、胃を休めます。
明日から仕事です。


*ショックの症状
・目はうつろ
・表情は ぼんやり、問いかけの反応が鈍い。
・皮膚は蒼白
・皮膚、特に手足は冷たく、冷や汗をかく。
・呼吸は速く浅くなる。
・時に唇や指先が紫色になる(チアノーゼ)
・身体は 小刻みに震える事がある。

*ショックに対する応急処置
・仰向けに寝かせて、足を15~30cmぐらい高く上げる。
☆心臓発作によるショックは動かさない。
・血液循環を妨げないように、衣類を緩める。
・冷や汗は 毛布や衣類をかけて保温。
・声かけ、元気づけは過度にならないように慎重に。


顔面蒼白になるショックに対して、熱中症は 皮膚は赤いです。
街中で倒れている人、スポーツの途中で倒れている人で、この季節なら、熱中症だろ!!と決めつけられて、顔面蒼白なのに冷やされたり、頭に枕を置いて高くしている、かわいそうな傷病者を見かけたことがあります。
熱中症でも「傷病者」と応急手当では呼ぶのです。

私、応急手当指導者の資格を持っているのですが、自分が倒れていてはどないもならんやろ~!!
気をつけます。
京都からのお土産は 腹部CTのDVDを頂き、帰ってから腹部筋肉の厚みを見て楽しんでおります。


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