元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

スタミナ

2011-10-23 23:48:06 | 身体
昨日は 午前中、宝塚ゆうゆう体操。午後は 新日本スポーツ連盟大阪スキー支部の皆さんにトレーニング指導を行いました。

トレーニングプログラムは 対象者の体力、目的に応じて、種目や運動強度を設定します。

一般健常者レベルの“ゆうゆう体操”は 生活習慣病(メタボリックシンドロームやロコモティブシンドローム)を予防し、快適な日常生活をおくる健康作りを目的とします。

スポーツを行う方は スポーツで起こりうる怪我を予防し、パフォーマンスを向上させるために日常生活よりも高い体力づくりを目的とします。

その強さの違いで分かりやすいところが、心肺機能のトレーニング(有酸素運動)。
有酸素運動では心拍数を運動の強さの目安にします。

一般成人の安静時心拍数は 70拍/分前後です。
(安静時心拍数は 朝、目覚めて体を寝かしたままで測定します。体調管理に自分の安静時心拍数を知っておくと便利です。心肺機能が鍛えられた結果、安静時心拍数は少なくなります。その他、病気のチェックにも使えます)

運動をすると、心拍数が増えます。
速歩で100拍/分を超える程度(年齢や体力によって異なります)。
健康維持増進のためには 日頃、歩行が不足しないように心がけ、たまには 速歩で心拍数を上げて、ハアハアと息が弾む運動を!

スキーでは最高160拍/分以上にも達することがあるようですので、高い運動強度の有酸素運動が必要となります。
昨日のスキーヤ―の皆さんは 普通の人ではありませんでした。
2時間、黙々とハードなトレーニングに取り組まれていました。


今月のゆうゆう体操・・・体のお勉強テーマは 心肺機能。
心肺機能は 持久力、スタミナに関係します。 また循環器系の病気にも影響します。
日頃の疲労への抵抗も関係します。

心拍数を測定しながら運動を行って、自分の持久力を調べたり、運動強度を確かめたりしています。
そして、29日に10kmウォーキングを企画しています。

「10kmなんか、歩けない!」という30歳代の方。
この方は 外出は週に2度程度。そのうち1度は ゆうゆう体操に。

「歩いてみようか? でも不安・・・」という60歳代。
この方は 車の生活で、歩く事が少ない。

平気な顔で参加の一番多い年代が70歳後半の方なのですから、年齢は関係ありません。
日頃から この方たちは 私が企画するウォーキング以外にご自分たちでも1万歩以上歩くコースを楽しんでいらっしゃるようです。

運動不足の若い人は よく運動をしている高齢者より体力が劣っています。
体力は 気力にも影響するように思います。



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